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『LIES/嘘』
LIES/嘘
配給:K2エンタテインメント


キャスト スタッフ データ
キム・テヨン
イ・サンヒョン
チョン・ヘジン
ハン・クァンテク
監督・脚本:チャン・ソヌ
製作:シン・チョル
撮影:キム・ウヒョン
美術:キム・ミョンギョン
音楽:タルパラン
1999年/韓国/108分/カラー/アメリカ・ヴィスタ/ドルビーSR
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イントロダクション
 “映画は嘘であるが、果たして嘘と真実の違いは何だろうか?そう思ってこの映画を作ったのに、世間にこんなに騒がれ予想外な映画になってしまったよ”これまでも『つぼみ』『バッド・ムービー』など問題作を撮り続けてきたチャン・ソヌ監督の『LIES/嘘』は本国・韓国ではオリジナルより8分削除されて上映された(日本ではオリジナル版で上映)。それもそのはず、主人公の高校3年生・Yと彼女とつき合う妻のある男・Jとのほとんどセックスばかりの映画だからだ。ベネチア映画祭でも海外マスコミから「芸術か?ポルノか?」と賛否両論となった本作で、主人公のYを演じるのはこれが映画初主演となるモデル出身のキム・テヨン。相手役のJには劇中の役と同じ本当の芸術家・イ・サンヒョン。彼も映画初出演。撮影中はJになりきってYを実際に愛していたと語る。

ストーリー
 冒頭など前半部分ではメイキング場面が挿入されていて、ドキュメンタリーなのかと一瞬、思わせる。だが、これは監督の演出らしい。
  全編、手持ちのカメラワークは「遊んでるのか?」と思わせるほど自由に動き回っている。そして、Y(キム・テヨン)のセリフには「処女を捨てる相手は自分で決めたかった」とか「スプーンですくえるくらいぐっしょり濡れ濡れ」など過激なものばかり。それよりも全編ほとんどのセックス・シーンは演じる2人が映画初出演とは思えないほど激しい。フェラチオもアナル・ファックも当たり前のようにするのだが、局部のアップという画はない。これも監督の意図であろう。これも1つの愛の形というテーマからすれば、局部をアップにしてしまえばそれが薄れてしまうからだ。そしてJの性癖というSMへ彼らは移行していく。ここでのSMは棒ばかり。ムチのようにしなる金属製の棒から公園に落ちている木ぎれ(彼らは公園で拾ってくる)、掃除用のモップの柄の部分を切ったものなど、ありとあらゆる棒が出てくる。お互いがSになったりMになったりするのだが、彼らの背中やお尻に出来てくるミミズ腫れは本物のように痛々しい。彼らは気持ちいいらしいけど…。だが、これらセックス・シーンの合間合間にあるシーンでは、韓国社会への反発も見てとれる。YとJがホテルを出るところでJの先輩と出会い、Jが彼にペコペコしたり、ラブホテルではYが未成年じゃないかと身分証の提出を強要されたりして韓国の日常も見せてくれる。そんな意味でもこの作品を猥褻であるからと敬遠するのはナンセンス。自分で見て、自分で判断してほしい一作である。
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