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『暗い日曜日』
Gloomy
配給:ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ


キャスト スタッフ データ
エリカ・マロジャーン
ステファノ・ディオニジ
ヨアヒム・クロール
ベン・ベッカー
監督・脚本:ロルフ・シューベル
製作:リチャード・ショップス
脚本:ルース・トーマ
撮影:エドヴァルド・クオシンスキ
音楽:デトレフ・ピーターソン/ラズロ・セレス
原作:ニック・バルコウ「暗い日曜日」
1999年/ドイツ・ハンガリー/115分/ビスタサイズ/SRD

イントロダクション
数々の伝説に彩られ、今もなお多くの謎を残す“暗い日曜日”。その曲の誕生に隠された、激しくも切ない愛の物語を描いたのが本作である。本国ドイツでは大ヒットを記録、ババリアン映画賞でも最優秀監督賞・最優秀撮影賞の二冠に輝いた他、韓国、ニュージーランドでも半年以上のロングランを記録した。第2次大戦前夜のブダペスト。レストランの経営者、その麗しき恋人、名も無きピアニストの3人は愛を共有し合う不思議な関係を保っていた。しかし、ピアニストが女性へのプレゼントとして“暗い日曜日”を作曲したことから、運命の歯車が狂い始める。生きること、愛することが簡単ではなかった時代、危ういほどに美しい旋律は真実までも葬り去ろうとしていた…。ピアニスト・アラディ役には「カストラート」で知られるイタリアの美形スター、ステファノ・ディオニジ。ヒロイン、イロナにはハンガリー映画界の演技派女優エリカ・マロジャーン。「ラン・ローラ・ラン」のヨアヒム・クロールがイロナの恋人でアラディのよき友となるラズロを好演、ドイツ映画賞主演男優賞候補になっている。監督はこれまではドキュメンタリー映画で、ドイツだけでなくヨーロッパでもいくつかの映画賞に輝いたロルフ・シューベル。

ストーリー
 シャンソンの名曲であるこの“暗い日曜日”は本当に何人もの自殺者を出してしまった呪われた曲だったらしい。だけど、その設定部分からインスパイアされてこの映画は作られた。第2次大戦という、これも暗い時代を背景にし、ブダペストという戦禍の耐えない歴史をもつ都市を舞台にするという何もかも暗い部分を背負ったような映画であるが、堅い映画ではない。ストーリーは美女・イロナ(エリカ・マロジャーン)を巡って、男たちが右往左往する様を中心に描かれている。メインとなるレストラン店主・ラズロ(ヨアヒム・クロール)、ピアニスト・アラディ(ステファノ・ディオニジ)と、彼ら3人の関係はまるでフランソワ・トリュフォー監督の「突然炎のごとく」のよう。こういう3角関係はヨーロッパではよくあることなんだろうか?不思議ではあるが、友情も愛情も同じように考えられるのは大人なのかもしれない。あるいは男女の1対1の関係よりも気楽なだけかもしれないが…。映画はそんな彼らのもつれあう(しかし、ドロドロではない)運命を描きながら、歴史の中での人間の悲喜劇を映し出していく。ドキュメンタリー出身の監督ではあるが、エンタテインメントの演出も確かである。ドラマとして満足させてくれる逸品だ。
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