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『KT』
KT
配給:シネカノン


キャスト スタッフ データ
佐藤浩市
キム・ガプス
チェ・イルファ
筒井道隆
ヤン・ウニョン
香川照之
大口ひろし
柄本明
光石研
利重剛
麿赤兒
江波杏子
中本奈奈
平田満
白竜
監督:阪本順治
製作:椎井友紀子
脚本:荒井晴彦
撮影:笠松則通
照明:松隈信一
美術:原田満生
音楽:布袋寅泰
衣装:岩崎文男
原作:中薗英助
『拉致−知られざる金大中事件』(新潮文庫刊)
主題歌:「FROZEN MEMORIES」布袋寅泰(東芝EMI)
※2001年カンヌ国際映画祭脚本賞受賞
※2001年第14回東京国際映画祭特別招待参加作品
※2001年サラエヴォ国際映画祭最優秀新人監督賞・観客賞受賞
※2001年サンセバスティアン国際映画祭観客賞受賞
※2001年ベイルート映画祭観客賞受賞
※2001年コットバス映画祭 新人監督賞・観客賞
※2001年フォート・ローダーデイル国際映画祭 観客賞
※2001年東京国際映画祭 特別招待作品
※2001年コットバス映画祭 新人監督賞・観客賞
※ アカデミー賞外国映画賞受賞

2002年/日本・韓国/138分/カラー/ヴィスタ1:1.85/DTSステレオ

イントロダクション
「機会がくれば社会的なものを撮ってみたいとずっと思ってたんです。『どついたるねん』の前から。で、金大中事件を調べていくと、分からないことばっかり出てくる。」こうして阪本順治監督は本作を撮り始めた。1973年8月8日、来日滞在中の金大中・元韓国大統領候補(現大統領)が九段下のホテルから突然姿を消す…5日後、ソウル市内で目隠し・傷だらけの姿で発見された。拉致・暗殺指令を受けた諜報部員たちは、なぜ彼を殺さなかったのか?計画に関わったとされる日本人が「空白の5日間」に取った行動とは?中薗英助の『拉致』を原作に、脚本家・荒井晴彦が6ヶ月以上の推敲期間を経て大胆に脚色。メガホンを取るのは『顔』で名実共に日本を代表する監督となった阪本順治。音楽は『新・仁義なき戦い。』に続いてのコラボレーションとなる布袋寅泰。「W杯開催を前に新世紀の日韓関係を築く礎となるのは、真当な歴史認識」との思いのもと、日韓を代表するキャスト・スタッフが総結集。主演には今や日本を代表する名優・佐藤浩市。自衛隊員を重厚に演じている。拉致実行犯のリーダー、キム・チャウン役には『太白山脈』で映画デビューしたキム・ガプス。金大中役には主に演劇を中心に活動している演技力確かなチェ・イルファが演じている。

ストーリー
監督も言っているがこの事件には謎がたくさんある。というか、うやむやにされてしまった感がある。これまで誰も描かなかったのが不思議なくらいである。(いろんな事情があったんだろうけど)もちろん、この映画はフィクションであるから、推測の域を出ないストーリーなんだが、こうであってもおかしくない雰囲気だ。これを機に真相を伝えようとするジャーナリストが日韓両国から現れてほしいものである。そうであれば、映画を作った意味も、今年、ワールドカップを共催するという意義も出てくるというものであろう。それにしても主演の佐藤浩市は今の日本の俳優の中で一番、存在感のある役者かもしれない。普通に歩いているだけでも凄みがある。彼を見ているだけでも楽しい。それに絡むのが原田芳雄っていうシーンはさらにまた面白いやりとりを見せてくれる。久々にワクワクさせてくれる日本の演技陣である。そしてまた、阪本順治監督の演出も国家的な事件でありながら、登場人物1人1人を中心に描いているだけに面白さを増幅させてくれている。ただ、日本人だけでなく、韓国の人たちがこの映画を見てどう思うであろうか?心配というわけではないけど、日本人とは違う感慨があるだろうし、それを知って私たち日本人も少しかもしれないが何か近づけるような気がする。それにしても韓国人たちが日本でいろいろと差別を受けているシーンがあるが、果たしてそれだけであろうか?ここのあたりは表面的なような気がする。このあたりは在日韓国人の方々に聞いてみたい問題だ。
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