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『この素晴らしき世界』
MUSIME SI POMAHAT
配給:大映


キャスト スタッフ データ
ボレスラフ・ポローフカ
アンナ・シィシェコヴァー
ヤロスラフ・ドゥシェク
チョンゴル・カッシャイ
シモナ・スタショヴァー
イジー・ペハ
イジー・コデット
マルチン・フバ
ヴラジミール・マレック
リハルト・テサジーク
監督:ヤン・フジェベイク
製作:オンドジェイ・トロヤン
脚本:ペトル・ヤルホフスキー
美術:ミラン・ビーチェク
音楽:アレシュ・ブジェズィナ
衣装:カタリーナ・ホラー
原作:ペトル・ヤルホフスキー
※2000年チェコ・ライオン賞主要5部門受賞
※2000年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート
※2000年バンクーバー国際映画祭観客賞受賞
※2000年ヨーロッパ・フィルム・アワードノミネート
※2000年パーム・スプリングス国際映画祭観客賞受賞
※2000年コトブス国際映画祭国際批評家連盟賞
※2000年モントリオール世界映画祭公式上映
※サンダンス映画祭特別上映

2000年/チェコ/123分/カラー/ヴィスタ/ドルビー・デジタル

イントロダクション
『本作は、チェコがナチス支配から解放されるまでの厳しい歳月、人々が生き抜いてゆく姿を笑いと涙をまじえて描いている。』
  戦争の愚かしさを鋭くとらえ、敵、味方を隔てることなく、可笑しくて哀しくもある人間の行いを、やさしく慈しむ。1967年生まれのフジェベイク監督は、本作のアイデアはヤルホルスキーが聞いた大戦中に隣近所までも危険にさらしてユダヤ人をかくまったという人の逸話から生まれた。この作品には、チェコとスロバキアのベテラン俳優が結集している。ヨゼフ・チージェクを演じるのは、チェコとスロバキアの映画に多数出演しているボレスラフ・ポリーフカ。彼の妻マリエを演じるアンナ・シィシェコヴァーはスロバキアの劇場出身の女優で、この作品で一躍注目を集めた。チージェク夫妻に厄介ごとばかり持ち込むチェコ系ドイツ人ホルスト・プロハスカを演じるのは、ヤロスラフ・ドゥシェク。多彩な才能をもつ彼は、即興の名人として知られ、チェコ映画の脇役には欠かせない。ダヴィト役のチョンゴル・カッシャイは、スロバキア出身の俳優。またチェコ映画の伝説的俳優であり、数々の賞を受賞しているシモナ・スタショヴァーとイジー・ペハ、イジー・コデットが脇をかためている。

ストーリー
 『コメディ・タッチの戦争映画はヨーロッパ映画の流行だろうか?』
  『ビューティフル・ライフ』や『ノーマンズ・ランド』もそうだった。でも、いずれにしても上手い!アメリカ(特にハリウッド)のように残虐なシーンを演出するわけではないが、心の奥底にズシリと戦争の怖さが伝わってくる。となれば、暗い作品ではないので、普通の人々にも気軽に見れてなおかつ戦争の真実を伝えられるわけだ。賢い!この辺りの戦争映画はいずれにも言えることだが、どういう状況が起って戦争になったのか、戦争になれば生活はどうなっていくかがよく描かれている。戦場にならなかったアメリカはそういうものを描く資料が少ないんだろうけれど、ヨーロッパは戦争ばかりの歴史だったんだし、勝ったり負けたりの繰り返しだったんだから、そういう描き方には慣れているのだろう。この映画で描かれるチェコ人夫婦は収容所から逃亡してきたユダヤ人の青年をかくまうのだが、その青年も近所の優しい人たちに微かな希望を抱いて、ここまで逃げてきたのであった。民族が違うというだけで迫害したり、されたりするけれど、その人を知ってて嫌いと言うならまだしも不確かな第三者の意見で迫害する側に回ったりすることがこういう不幸な事態を招いていく。今でも、そして日本でもそんなことはないだろうか?テレビや新聞の情報だけに振り回され、自分で確かめもせずに安易にあの人は悪い人だという考えを抱くことが…。
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