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『金魚のしずく』
玻璃少女/GLASS TEARS
配給:ギャガ・コミュニケーションズ アジアグループ
http://www.gaga.ne.jp/kingyo/

キャスト スタッフ データ
ゼニー・クォック
ロー・リエ
チョイ・ティン ヨー
キャリー・ン
タッツ・ラウ
監督・脚本:キャロル・ライ
製作:ジョー・マー
脚本:ルイ・ホウチョン
撮影:チョン・トンリョン
美術:プーン・イックサム
音楽:アリアン オーケー
※2001年カンヌ国際映画祭監督週間上映作品
※2002年ゆうばり国際ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門審査員特別賞受賞
※2002年香港電影金像奨新人賞(ゼニー・クォック)ノミネート

2001年/香港/92分/カラー/35mm/1:1.85/ドルビーSR

イントロダクション
 『家族を越えて、全く異なる世界に住んでいる者同士が知り合い、つきあっていくうちに絆を結んでいくという関係を描きたかった』
  キャロル・ライ監督はそう言い、「それが基本的な人間関係のかたちですから、家族だと血の繋がりがあるので、疎遠でも分かり合える所がある。でも全くの赤の他人なら、水面に石を投じた時に広がっていく輪のように微妙な関係が描けると感じたのです」前作『Father's Toy』(98/未<51分>)の評価を受けて、これまでインディーズとは一線を画していた商業映画界が、初めて製作費から関与した作品がこの『金魚のしずく』。香港芸術発展局の政策補助金が交付されるなどキャロル・ライ監督の手腕に香港映画界全体が大きな期待を寄せていたことがうかがえる。反抗的な中にも少女期の繊細さを併せ持ち、不安定な時期に停む16歳を体現した、ゼニー・クォックは本作が映画初主演。ロー・リエは、かつてヨーロッパで初めて大ヒットしたといわれる、カンフー映画『キングボクサー 大逆転』(72)に主演、タランティーノやブルース・リーをも魅了した。カンフーはもちろんのこと、本作では多くを語らずとも多くを理解し、老年の哀愁を醸し出し、Pやウーのような若者も受け入れる優しさを表現した。チョーの父親を演じたタッツ・ラウは、実際にも有名な音楽家で劇中のアコーディオンも自らが演奏している。また、母親役のキャリー・ンは、演技のできる実力派ということで選ばれた。

ストーリー
 『香港。チョーは、両親と中国大陸からやってきた新移民・・・・』
  故郷でミュージシャンだった父親(タッツ・ラウ)は、香港では仕事が見付からず精細がない。一家の家計は母親(キャリー・ン)の収入に頼っており、夫婦仲は冷え切っていた。家出をした娘チョーの身を案ずる彼女は、父親のウー(ロー・リエ)に連絡する。ウーは、すぐさま娘夫婦の住む市内に向かう。チョーの携帯電話からP(ゼニー・クォック)の存在を知った彼は、Pと落ち合う。彼女は、チョーにお金を貸していると言う。大抵の若者の例にもれず、年齢のかけ離れた‘オヤジ’の存在を毛嫌いするPにそのボーイフレンドのトーフ(チョイ・ティンヨー)も加わり、奇妙な3人組での‘チョー捜し’が始まる…。そんな矢先、Pは母親代わりの民生員マミーが自殺未遂を起こしたと知り、3人で病院へ向かう。その帰り道、Pは泣きながらカッターで自らの腕を傷つける。自暴自棄のPをウーとトーフは、身を挺して守った。3人は、チョーが通っていたというスケート場を訪れた。リンクで幼い女の子と一緒に滑るウーの姿を目で追うPの表情に変化が生じる。いつもの不機嫌さからは想像ができないほど、やわらかで無邪気な笑顔を見せた…。
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