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『黄色い大地 [中国映画の全貌2002]』
黄大地

キャスト スタッフ データ
薛白
王学圻
劉強
譚托
監督:陳凱歌
脚本:張子良
原作:柯藍
撮影:張芸謀
音楽:趙季平
美術:何群
※1985年ロカルノ映画祭銀賞
※1985年ナント三大陸映画祭最優秀撮影賞
※1985年金鶏賞最優秀撮影賞
※1985年ロンドン映画祭(草冠に“障)持蘭杯賞
※1985年ハワイ映画祭東西センター賞

1984年/中国/1時間34分

イントロダクション
 『中国で、こんな映画が作られているんだ!という驚きとともに、中国のニューウェーヴの存在を最初に世界に知らしめたのが、この映画だ。』
  まず、何よりもその大胆な空間把握と色彩、そしてきわめて凝縮されたセリフと、一編の主題に関わる音楽の使い方が、それまでの中国映画のイメージを一新したのである。物語の舞台を辺境に設定するというのは、陳凱歌のみならず、第五世代の特徴であり、そこに彼らの中央政治に対する批判的なスタンスが示されてもいるといえようが、それにしても本作冒頭の、俯瞰で捉えられた黄土の山並みは圧倒的である。動物はおろか樹木の影さえない荒涼たる大地。昼の月を浮かばせる空っぽの空。その何もない大地に虫のような小さなものが動き、やがてそれが軍隊姿の男だとわかる…という、この大地と空と人間の描き方のうちに、陳凱歌の世界認識が示されているといってもいいだろう。張芸謀の撮影も見事である。

ストーリー
 『1939年初春。日中戦争が始まって二年目を迎えようとしていた。』
  中国中央部、陝西省北部の寒村に、革命軍の根拠地廷安から民謡の採集のためにひとりの八路軍兵士がやってきた。顧青(王学圻)というその兵士が村に着いた日、村は結婚式でにぎわっていた。しかしそれは花嫁を金銭で買い上げる売買婚なのであった。まだ13歳にも満たない少女の嫁入りは極貧の村では常識とされていた。その儀式をじっと見つめる少女翠巧(薛白)は、次が自分の番だということを知っていた。顧青は、寡黙な父(譚托)と頭の弱い弟(劉強)と三人で暮らす翠巧の家に泊まることになった。顧青の話は翠巧にとってとても新鮮なものだった。廷安の様子、時代の動き、さらに廷安ではもう売買婚などという風習はとっくにすたれ、男女は自分の意志で結婚相手を選ぶと聞いて、翠巧の目は輝いた。翠巧は顧青に民謡を教えた。彼女にとっては今までにない楽しい日々が続く。荒れ果てた黄土地帯にこだまする顧青、翠巧の歌声。姉弟にとって苦しい筈の一里離れた山向こうの黄河への水くみも、この時なかりは辛くなかった。しかしあっけなく翠巧の縁談が決まり顧青が廷安に帰らなければならない日が近づいた。翠巧は顧青に、廷安に連れていってほしいと哀願したが、軍の規則はそれを許さなかった。顧青は旅立った…。
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