『十七歳』
配給：パル企画
滝裕可里
忍成修吾
中場干景
三根麻由
米山真央
山口果林
永倉大輔
和田周
小倉一郎
丹古母鬼馬二
大坂俊介
伊ざき右典(FLAME)
秋吉久美子
監督：今関あきよし
製作：
竹中功
張江肇
春日たかし
鈴木ワタル
脚本：いしかわ彰
撮影：山神俊二
照明：花岡正光
美術：湊博之
音楽：千住明
原作：井上路望
「十七歳」（ポプラ社刊）
2002年/日本/95分
現代社会の中で、家族のありかた、登校拒否、学校内イジメ、援助交際などは自分たちの身の回りに起こりうる、切実な問題となっている。原作本「十七歳」は、当時現役女子高生の井上路望が、自分の体験をエッセイにし、普通の女子高生が感じるこれらの問題を描いた素直な作品。今回、本作品を監督する今関あきよしは青春映画の名手として『アイコ十六歳』『十六歳のマリンブルー』『すももももも』などを手がけてきた。本作品を映画化するにあたり、原作者、井上路望とも会い、話をし、親交を深めながら、高校生の視点に立ち、撮影にのぞんだ。そして、本作品の舞台となる三重県鳥羽市は、五感の宿 慶泉をはじめとする、鳥羽市の人々の協力のもと、全編鳥羽ロケが実現。新しい鳥羽市発の映画の誕生である。本作品は日本映画の新レーベル・ガリンペイロ第7作品目。
高校2年生になった路望（滝裕可里）。家にはパート勤めをしている母・芳子（秋吉久美子）とたった2人暮らし。父は昔、母と離婚し、体に障害を持っている兄は夢を求めてアメリカに留学して1年。次第に井沢家から笑顔が少なくなっていった。それは、路望の高校生活も同じだった…。母との気持ちのすれ違い、理解のない教師たち、なじめないクラスメイトたち、大好きなバスケ部でのイジメ。憤りを感じる生活の中で、たった1人、中島要（忍成修吾）というクラスの男子とはなんとなく気があった。要はバイクレーサーになるという夢をもっており、路望にはその姿がまぶしく見えた。路望は要と仲良くなるにつれて、井沢家にも笑顔が戻っていくように思えたが…。母の良くない噂、エスカレートするイジメ、クラスメイトの援助交際、そして、要の退学。次々と路望の周りでおこる出来事の中で、路望は1つの決断をした。
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現代社会の中で、家族のありかた、登校拒否、学校内イジメ、援助交際などは自分たちの身の回りに起こりうる、切実な問題となっている。原作本「十七歳」は、当時現役女子高生の井上路望が、自分の体験をエッセイにし、普通の女子高生が感じるこれらの問題を描いた素直な作品。今回、本作品を監督する今関あきよしは青春映画の名手として『アイコ十六歳』『十六歳のマリンブルー』『すももももも』などを手がけてきた。本作品を映画化するにあたり、原作者、井上路望とも会い、話をし、親交を深めながら、高校生の視点に立ち、撮影にのぞんだ。そして、本作品の舞台となる三重県鳥羽市は、五感の宿 慶泉をはじめとする、鳥羽市の人々の協力のもと、全編鳥羽ロケが実現。新しい鳥羽市発の映画の誕生である。本作品は日本映画の新レーベル・ガリンペイロ第7作品目。
