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『活きる』
活着
配給:角川書店/ドラゴン・フィルム


キャスト スタッフ データ
グォ・ヨウ
コン・リー
ニウ・ベン
グオ・タオ
ジアン・ウー
ニー・ダーホン
リウ・ティエンチー
チュアン・ルー
シャオ・ツオン
ドン・フェイ
フアン・ヅォンルオ
リウ・ヤンジン
監督:チャン・イーモウ
製作:チウ・フーション
脚本:ユイ・ホア/ルー・ウェイ
撮影:リュイ・ユエ
照明:チン・チアンミン
美術:チャオ・ジュピン
音楽:チャオ・チーピン
衣装:ドン・ファミアオ
原作:「活きる」余華(角川書店刊)
1994年/中国/2時間11分/カラー/ビスタサイズ/ドルビー

イントロダクション
 「読んだ瞬間に恋に落ちたんだ。この小説は、多くの一般的な中国人が歩んできた道のりを象徴していた。代表的な逸話に加えて、当時の中国社会や歴史、そして文化も書かれていた。」
 チャン・イーモウ監督がこの原作(ユイ・ホア著)を映画化しようとしたきっかけである。中国が誇る世界的名匠が当時のパートナーであるコン・リーと組み、1994年カンヌ映画祭で審査員特別賞、主演男優賞(グォ・ヨウ)を受賞した大作。1940年代、50年代、60年代と揺れ動く中国の歴史の中で翻弄される家族の物語である。主演は『さらばわが愛/覇王別姫』などのグォ・ヨウと、お馴染みコン・リー。原作は中国ニューウェイブ時代の第一人者ユイ・ホア。物語は1940年代、フークイ(グォ・ヨウ)の博打に興じるところから始まる。夫の帰りを寝ずに待つ身重の妻・チアチェン(コン・リー)は遂に我慢の限界を越え、子供を連れて家を出る。フークイは博打の借金がふくらんで家を取られ、父親もショック死で亡くしてしまう。何もかもなくなったフークイだったが、チアチェンが生れたばかりの子供を連れて帰ってきた。心機一転、フークイは影絵師の技術を活かして、生計を立て直していく。しかし、時あたかも共産軍と国民軍の内戦の最中であった…。2人の主演俳優は言う。グォ・ヨウ「フークイは、甘やかされて育ち、現実感覚のない男。しかし、立ちはだかる問題の前に、彼は強くなり、最終的に威厳を備えていく」。コン・リー「チアチェンは映画のタイトルの化身ですね。決して絶望することなく、どんな時でも苦難を乗り越えようと、力と忍耐力をふり絞ります」

ストーリー
 「チャン・イーモウ監督の逸品である。 これはたくさんの人に見てほしい。」
  ただし、中国の歴史も少しは知っておかないと面白みが薄れるかもしれない。1940代〜60年代の中国は共産党による中華人民共和国の誕生から文化大革命まで、いろんな時代の波が襲った時代。そこをたくましく生きたある家族を描くのだけれど、彼らはそれほど力強いというわけではない。ただ、時代の波に逆らわずに生きた、だからこそ生き延びれたといった家族なのである。“人間万事塞翁が馬”というところか。だけど、よくよく考えると中国という、映画で描いた時代よりは緩くなってるかもしれないが、未だ共産党の国である。この中で過激でもなく、かといって中途半端な描写も避けねばならない状況で、このチャン・イーモウ監督は素晴らしい映画製作をやってのけたと思う。もちろん、それには原作者は元より、その他スタッフのあくなき闘いがあってのことだろう。その彼らの表現へのギリギリの挑戦が映画のタイトル同様、力強い画を作り出したのだと思う。そして今さら言うまでもないことだろうが、チャン・イーモウ監督の演出の凄さ。登場人物が何かに対してリアクションする際、必ずと言っていいほど、2段階、3段階のその次のリアクションも考えてあり、そのリアルさとそこまでしないと面白くならない、ということを実践していると思う。(言葉では表せないので、実際に見て感じてほしい)そしてフークイが子供に向って言うある比喩「ひよこが大きくなると…」は必ずや観客の心に深く染み入ることだろう…。
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