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『家路』
JE RENTRE A LA MAISON
配給:アルシネテラン

キャスト スタッフ データ
ミシェル・ピコリ
カトリーヌ・ドヌーヴ
ジョン・マルコヴィッチ
アントワーヌ・シャペー
レオノール・バルダック
レオノール・シルヴェイラ
リカルド・トレバ
ジャン=ミシェル・アルノルド
アドリアン・ド・ヴァン
監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ
製作:パウロ・ブランコ
撮影:サビーヌ・ランスラン
美術:イヴ・フルニエ
衣装:イザベル・ブランコ
2001年/ポルトガル・フランス/90分/カラー/35mm/1:1.66ヴィスタサイズ/ドルビーSR

※2001年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品

イントロダクション
 「この映画は2000年を迎えたおとぎ話のようなパリを舞台にしており、そのタイトルが示す通り(原題は“家に帰る”の意)軽やかで、ほとんどストーリーを持たない作品です。」マノエル・ド・オリヴェイラ監督は語る。『アブラハム渓谷』、『メフィストの誘い』、そして『クレーヴの奥方』など、これまで多くの作品を発表してきた同監督。93歳を迎えるポルトガルの巨匠は、90年代以降、年に1本という驚異的なペースで作品を撮り続けているが、ここ10年間における最高傑作と2001年のカンヌ映画祭で絶賛され、フランスでも初登場10位のヒットを記録したのが本作である。主人公である舞台俳優ジルベール・ヴァランスを演じるのは、フランスを代表するベテラン俳優ミシェル・ピコリ。人生も晩年にさしかかったところで、これからの生活や仕事について自問し始めるヴァランスの孤独や戸惑いが、経験豊かなピコリによって体現されている。またオリヴェイラ監督のオファーに出演を快諾したのが、『メフィストの誘い』のコンビ、カトリーヌ・ドヌーヴとジョン・マルコヴィッチ。ドヌーヴは劇中劇の中で圧倒的な存在感を見せ、マルコヴィッチは抑制の効いた演技で、アメリカ人監督クロフォードという人物に独特の雰囲気を与えている。

ストーリー
 その才能と長いキャリアを世に認められている舞台俳優ジルベール・ヴァランス(ミシェル・ピコリ)は、現在ウージェーヌ・イヨネスコの戯曲「瀕死の王」のべランジェ1世を演じている。舞台の評判は上々だ。ある夜の公演後、ヴァランスのエージェントであり古くからの友人のジョルジュ(アントワーヌ・シャペー)は、彼の妻と娘そして娘婿3人が交通事故で亡くなったことを告げた。病院に運ばれた時には、既に手遅れだったという。突然の悲劇にヴァランスは言葉もなく、急いで病院へと向かった。しばらくすると、ヴァランスの生活はうわべだけの平静を取り戻した。残された孫セルジュ(ジャン・ケルトジャン)との新しい生活が始まり、いつものように舞台にも立っていた。ヴァランスは今、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「テンペスト」の主役プロスペローを演じている。孫の面倒は、ずっと以前から働いてくれている家政婦のギレルミーヌ(モリセット・グルドン)が見てくれていた。セルジュはヴァランスにもよくなついていて、学校へ行く前には顔を見せにやって来てくれる。部屋の窓からふと外を見やると、庭でセルジュがギレルミーヌと一緒に自転車で遊んでいた。その様子を微笑ましく感じながらも、暗がりの中、ヴァランスは家族の写真をじっと見つめてうなだれた…。
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