『 ガリバント』
GALLIVANT
配給:グループ現代
オフィシャル・サイト:
http://www.g-gendai.co.jp/movie/gallivant/
グラディス・モリス
エデン・コッティング
その他大勢
監督:アンドリュー・コッティング
撮影:ニック・ゴードン・スミス
ゲーリー・パーカー
音楽:デビッド・バーナンド
1996年/イギリス/100分/カラー/35mm
1996年エジンバラ・フィルム・フェスティバルワールド・プレミア チャンネル4新人監督賞受賞
※1996年ロンドン映画祭出品
※1997年サンダンス映画祭出品
※1997年ベルリン映画祭出品
※1997年香港映画祭出品
「世界各地の映画祭で数々の賞を受賞した作品!」
本作品の素案が生れたのは、1994年『La Bas』というイギリスとフランスを結ぶトンネルを題材に扱った短編を撮影中のこと。コッティング監督は具体的な構想のないまま、スパー8ミリカメラで撮ること、イギリスの海岸線を旅しながら出会った人々の取材を交え、あたかも昔ながらのホーム・ムービーのようなスタイルをとることは決めていた。その時点ではまだ、祖母のグラディスや娘のエデンを映画の中心に据えようなどとは考えもしなかった。ただ、「思いがけない発見」や「掘り出し物のような面白さ」がこの映画の推進力になるだろうと確信していた。観客にストレートに届くテーマを描きたい、そんな監督の思いは自身の一番身近な存在である家族に目を向けることで思わぬ展開を迎えることとなったのである。
監督の祖母グラディス(85歳)とジュベール症候群という染色体異常による障害をもつ監督の娘エデン(7歳)との旅を監督率いる
ユーモラスな撮影隊が13週間に渡って追いかける。そして、行く先々で出会う、ごく普通の、しかし、どこか風変わりな地元の人々と織り成す交流を、監督特有の皮肉めいた手法を用いて、しかも斬新な映像スタイルで描いていく。自ら旅をしながら、人と人との交流、自己表現といったテーマを綴る本作はイギリスの海岸沿いに繰り広げられる、叙事詩のような作品。最後にはグレート・ブリテン島の全海岸線を網羅する。
この部分はiframe対応のブラウザで見てください。
DVD比較はベストプライス