歌を作り、歌を歌う。そして気が付けば30年が過ぎていた・・。<ジャパニーズ・ロックのカリスマ>忌野清志郎が、バンド“ラフィータフィー”のメンバー(藤井裕、上原‘ユカリ’裕、ジョニー・フィンガーズ、武田真治)と共に、約20年ぶりに日本全国のライブハウスを回る旅に出た。デビュー30周年を迎えた現在もなお、彼の気持ちは“今”に向けられている。本作品は“ラフィータフィー”の《マジカデ・ミル・スター・ツアー2000》を通して、忌野清志郎の「普通の生活」を見つめることで、彼の歌と同じ様に映像を謳い上げようという試みのドキュメント・ムービーである。本作が劇場用映画監督デビューとなる杉山太郎は自らカメラを手にして“ラフィータフィー”の旅に同行し、ライブの興奮と熱狂、そして清志郎とメンバーの飾らない言動を余す事無く捉え続けていく。清志郎自信が語る過去から現在、そして未来への想いといった告白の数々は、ファンならずとも必見必聴だろう。ナレーションを清志郎の高校時代からの盟友でもある俳優の三浦友和が担当している。 |