ヴァーラ・ジーン・マーマン
ロジー・デ・パロマ
タラ・レオン
マーク・デンディ
チャイナ・フォーブス
リンダ・スミス
レイ・ローズ
マーク・カニンガム |
監督・脚本：ケリー・セイン
製作：ピエトロ・クエヴァス
マーク・Ｅ・ダウニー
撮影監督：クリストファー・ノア
音楽：マイク・ロジャース
舞台振付：
ジェーン・コンフォート＆カンパニー |
1997年/アメリカ/93分/カラー35mm
1997年カンヌ映画祭プレミア上映
サンダンス映画祭/シアトル国際映画祭/サンフランシスコ国際レズ＆ゲイ映画祭/ロスアンジェルス・レズ＆ゲイ映画祭/モントリオール映画祭/サンセバスチャン映画祭（以上すべて97年招待作品）
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本作は、ブロードウエイでスターを夢見る人と、その舞台裏を物語るオシャレでパワフルなミュージカル・シネマ。監督はファッションフォトグラファーとして知られ世界中のファッション誌で活躍中のケリー・セイン。出演者はアルモドヴァル作品やヴィルジニ・テヴネ監督『サム・サフィ』、またあのゴルチエのファッションショーにもモデルとして登場しているロジー・デ・パロマ、ロバート・アルトマン監督『プレタポルテ』に出演のスーパーモデルのタラ・レオン、カルバン・クライン・フレグランスのモデルにも起用されたマーク・カニンガムとファッショナブルな顔ぶれである。また、極めつけは現在女性となり（!）、伝説のミュージカル女優エセル・マーマンの隠し子を自称するヴァーラ・ジーン・マーマンの主演だ。
かつてラスベガスのショーガールであった、リタ・ペイジ（ヴァーラ・ジーン・マーマン）は、その娘、フランチェスカ（タラ・レオン）をブロードウエイのスターにしようと、とんでもないママぶりを発揮。いわゆる、ブロードウェイの“お受験”中である。
オーディションのひどい結果にもかかわらず、前評判最悪のディスコレビューの主役となったフランチェスカ。ところが、悪魔のようなプロデューサー、ベロニカ（ロジー・デ・パロマ）は、フランチェスカのダメぶりを利用してショーを失敗させ、投資家から金を巻き上げようという魂胆。私利私欲ないまぜの正義感をつのらせたママ、リタの一挙両得の戦いが始まる。
