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『フィスト・オブ・フューリー精武門』
重振精武門/Return of Dragon
配給:ベンテンエンタテインメント


キャスト スタッフ データ
石天龍
シンシア・カーン
ウー・マ
ラム・ウェイ
脚本・監督:ハワード・チョウ
製作:叢子貴/染野行雄/呉家駒/蒋傑
撮影:林清雄
音楽:曽廣華
武術指導:曹栄
日本版主題歌:角田信朗&ドラゴン・エンジェル
2002年/中国(香港)/92分/カラー35mm/ビスタサイズ/モノラル

イントロダクション
 32年の生涯を駆け抜けた不世出のスーパースター!ブルース・リー。彼の生誕60周年を記念したスーパー・アクションが本作である。ブルース・リー主演作品中もっとも人気の高い『ドラゴン怒りの鉄拳』リメイクに挑んだのは、本映画がスクリーンデビューとなる石天龍。ブルース・リーが演じた精武門道場門下生・陳真役を演じる。彼は中国国際ジークンドー連盟の設立者であり、門下生は20万人を越えるという本格派。さらに北京警察特殊部隊出身という経歴の、実戦で鍛え上げられた挌闘家である。共演は陳真の妹役・阿英(アーエイ)に香港アクション女優No.1シンシア・カーン。アクションにもまして90年代もっとも動ける女優が久々に魅せるその美しさにも話題集中。他にジャッキー・チェン映画の常連、ウー・マやラム・ウェイなど豪華配役陣が脇を固める。監督のハワード・チョウはショウブラザースの出身でカンフー・アクションを得意としている。十数年前よりアメリカに滞在。ハリウッドで活躍するアジア映画人の作品プロデュースや特殊技術の研究など幅広い活動を行っている。

ストーリー
 20世紀初頭の上海。辛亥革命の直後、乱世に乗じて中国の権益を狙う外国勢力が我が物顔にふるまっていた。武術界においても例外ではなく「精武門」を設立した中国最大の武術家・元甲(ホウ・ユンチャ)の謎の死によっていっそう混迷を増していた。元甲の弟子・陳真(石天龍)は死の原因を追求し主犯者である虹口道場主・鈴木太郎を殺害する。この事件を機に日本軍は武力を持って「精武門」の閉鎖を迫る。しかし、陳真の捨て身の迫力で何とか死守に成功する。この事件で陳真は故郷の雲南省へ逃れ、盲目の針灸師と偽って妹弟子の阿英(シンシア・カーン)と共に身を伏せることになる。一方、陳真を仇と狙っていた日本の武術家・故鈴木太郎の弟、鈴木次郎はかつての陳真の同門・雲泰を取込んでいた。さらに日本の結社・黒龍会の師範代・岡本と合流、陳真の殺害と内政干渉を画策する。岡本と鈴木は陳真をおびき出す為、盗品の国宝仏像をネタに挑発を繰り返す。陳真は拳法の達人であるイギリス人考古学者とその助手から激闘の末、仏像を奪回することに成功。その頃、民族祭"水掛祭り"の人込みの中、雲泰の姿を追って郊外にやって来た阿英を待ち伏せしていたのは鈴木であった。阿英の抵抗も空しく駆けつけた陳真の腕の中で彼女は絶命してしまう。愛する妹弟子まで殺害された陳真は、遂に怒りの鉄拳を爆発させる!
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