ホーム ライブラリー コラム プレゼント トレイラー ショップ 掲示板 会社概要
公開劇場一覧を別ブラウザで開きます。 前のページに戻ります

『es』
DAS EXPERIMENT
配給:ギャガ・コミュニケーションズGシネマグループ


キャスト スタッフ データ
モーリッツ・ブライプトロイ
クリスティアン・ベッケル
オリバー・ストコフスキー
ユストゥス・フォン・ドーナニー
ティモ・ディールケス
ニッキ・フォン・テンペルホフ アントアーヌ・モノ エドガー・ゼルゲ アンドレア・サヴァツキー マレン・エッゲルト
監督:オリバー・ヒルツェヴィゲル
脚本:マリオ・ジョルダーノ
撮影:ライナー・クラウスマン
美術:ウリ・ハニッシュ
※2001年モントリオール国際映画祭最優秀監腎賞受賞
※2002年アカデミー賞外国語映画賞ドイツ代表
※2001年ババリアン映画賞3部門受賞(最優秀監督賞・最優秀撮影賞・最優秀脚本賞受賞)
※2001年ドイツ映画賞最優秀観客賞・最優秀金賞受賞

2001年/ドイツ/119分/ドルビーデジタル/ビスタサイズ

イントロダクション
「原作の小説を読んで、これこそ僕が初めて監督する劇映画の題材に相応しいものだと思えたんだ。ドイツでドイツの人間によって起ることも十分にありえる、とてもサスペンス溢れるストーリーだからね」監督のオリバー・ヒルツェヴィゲルは語る。1971年、スタンフォード大学心理学部で、ある実験が試みられた。被験者は新聞広告によって集められた24名。彼らは、無作為に“看守役”と“囚人役”に分けられ、監視カメラ付きの模擬刑務所に収容された。二週間、いくつかのルールに従いながら自分の役を演じること、それが彼等に与えられた仕事だった。しかしわずか7日目で、実験は中止。現在、この実験は禁止されている…。裁判中のアメリカでは未だ公開不可能な問題作である。主演は『ラン・ローラ・ラン』『ルナ・パパ』などドイツの若手スター、モーリッツ・ブライプトロイ。オリバー・ヒルツュビーゲル監督はこれが映画初監督であるが、これまでスリラー、推理ものなどを中心にテレビで活躍していた。

ストーリー
“看守役”と“囚人役”の被験者はお金をもらって、つまりアルバイトでこの実験に参加している。それを思うと、演劇か映画の出演者になったような気でいて(つまりはどこか不真面目な気持ちも持ち合わせているのではと思うのだが)、どんどんとエスカレートしていくという本作品の展開に首を傾げてしまう。だが、これは実話だ。そう考えると信じざるを得ない映画なのである。当初はこれはドイツ人だからこうなるのかと思っていたのだが、その実話というのはアメリカのスタンフォード大学で行われた実験だったのである。となれば、これは特定の民族で起り得るだけの話ではない(しかし自分の偏見も反省しなければならない。ドイツ人の方、ゴメンなさい。)。いや、日本でこういうことがあったらと考えると、なかなか始まりに至るのが難しいと思うのだが、一旦、そこに入ってしまえばもっとエスカレートする可能性もあるような気がする。連合赤軍のリンチ事件というのは逃げることができたはずなのに殺されていった人たちがいる。あれとダブってしまうのだ。この映画も似たような展開が待っている。暗いと敬遠しないで、誰にでも起り得る可能性があると真摯に受け止めて見てほしい一作である。
movilog
ピックアップムービー
サーチ
DVD比較はベストプライス


リンク
メールマガジン登録
神雕侠侶オフィシャルウェブサイト
ベクター・メディカルテック・ジャパン
*giggle
本サイトをご覧になりるにはFlashPlayerが必要です。 IE5.0以上推奨 画面サイズ推奨800×600以上 お問い合わせ先