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『ダスト』
dust
配給:松竹


キャスト スタッフ データ
ジョセフ・ファインズ
デヴィッド・ウェンハム
エイドリアン・レスター
アンヌ・ブロシェ
ニコリーナ・クジャカ
ローズマリー・マーフィー
監督・脚本: ミルチョ・マンチェフスキー
製作:クリス・アウティ
   ベスナ・ヨハノスカ
   ドメニコ・プロカッチ
撮影:バリー・アクロイド
美術:デヴィッド・マンズ
音楽:キリル・ツァイコフスキー
衣装:アン・クラブトリー
   アン・イェンドリツコ
※2001年ベネチア国際映画祭オープニング作品
※2001年東京国際映画祭特別招待作品

2001年/イギリス・ドイツ・イタリア・マケドニア/2時間4分/アメリカンビスタ/ドルビーSRD

イントロダクション
 「『ダスト』を作るのに7年間を要した。資金繰りに6年、実際の製作に1年だ。皆でワードローブを押しながら険しい山に登っているように思えることもあった。しかし自分が信じる事の為には待つ甲斐もある。その7年間の間に私は真に大切な事を悟った。他のどんな理由からでもなく、自分が心からやりたいことをやることにのみ価値があるのだと。他人がそうすべきだと言う事やお金、理由もわからないもののためとか便宜主義的理由のために何かをしてもきちんとしたものはできない。」監督・脚本のミルチョ・マンチェフスキーは語る。初監督作『ビフォア・ザ・レイン』で、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を含む10部門を独占、さらにアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされ、各国で30以上の賞を獲得するという鮮烈なデビューを飾ったミルチョ・マンチェフスキー。彼の待望の第2作がこの『ダスト』である。前作同様、キャスティングには、国際的な才能が結集し、それぞれに圧倒的な存在感でドラマを盛り上げている。聖書を引用する無口で純粋な弟イライジャを演じるのは、『恋に落ちたシェイクスピア』『エリザベス』でブレイクした英国の若手実力派ジョセフ・ファインズ。西部からマケドニアヘ、心の安住の地を求め旅をする兄ルークを演じるのはデヴィッド・ウェンハム。『ムーラン・ルージュ』『ロード・オブ・ザ・リング ニつの塔』でハリウッドへ進出し、今後の活躍が大いに期待される。気丈な老女アンジェラには、『アラバマ物語』『誘惑のアフロディーテ』などの実力派女優ローズマリー・マーフィー。アンジェラの物語にいつしか聞き入ってしまう黒人青年エッジ役には『パーフェクト・カップル』のエイドリアン・レスターが演じている。

ストーリー
 ニューヨーク。黒人青年エッジ(エイドリアン・レスター)は、とある古ぼけたアパートに押し入り、物色している。だが、留守宅だと思ったその部屋には、住人の老女アンジェラ(ローズマリー・マーフィー)がいた。か弱そうな外見と裏腹に気丈なアンジェラは、エッジの鼻をへし折り、さらに銃をつきつけて脅し、「故郷に埋葬してくれたら金貨をあげる」と言い、ある物語を語り始める…。このように冒頭から奇妙な展開を見せるこの映画はアンジェラが語る物語というものも奇抜そのもの。アメリカにいる西部劇のガンマンが遠くヨーロッパはマケドニアまで流れつき、当時、オスマン・トルコからの独立を目指していた反乱軍に加わるというのだから、その奇想天外さには恐れ入る。そして語り部おばあちゃん・アンジェラと盗人なのにこのアンジェラの話につきあってしまうエッジのユニークなキャラクター。2人の掛け合いが面白オカシイ。アンジェラが入院した病室で目を閉じて死んだのかと思わせといて「エイプリル・フールだよ〜」って言ったり、その演技にエッジが何度も騙されたりと、まるでコントのようである。この現代の彼らと先述したマケドニアのお話が入り乱れて進行していくから、ちょっとヤヤこしい展開を見せるが、テンポがあるので飽きることはない。どちらの話も人間の複雑な精神状態を表して趣もあるし、マカロニ・ウェスタンならぬ、マケドニア・ウェスタンというものを満喫することのできる作品でもある。
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