8ミリ映画の時代と比べて、映像製作はずっと身近になった。デジタル・ビデオとパソコンがあれば、思ったとおりの映像を身近で手軽に作ることが出来る時代になった。そんな時代に生きる若いクリエイター達がつくった作品たちが劇場公開される。コメディから映像に凝った作品など、フリースタイル・フリージャンルの短編オムニバス作品を集めたのがこの『ドロップ・シネマ・パーティー』。ドロップ缶をコロコロ転がして、中からどんな色のどんな味のドロップが出てくるのか、ちょっとワクワクするのと同じ趣向。3週間の期間中、映画監督など第一線で活躍するクリエイターのトークショーと、もちろん監督の作品も上映されるなど盛だくさんの内容。そして、一線で活躍するクリエイターが講師&監修をつとめ、受講生が監督・製作を行ったショートフィルム7作品と、講師からはなれ受講生たちだけで作り上げた2作品がプレミア上映される。生の映画監督と言葉に触れるのと同時に、新しい才能をいち早くチェックしてみてはいかが?
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