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『同級生』
get real
配給:アスミック・エース
オフィシャル・サイト:
http://www.asmik-ace.com/Getreal/


キャスト スタッフ データ
ベン・シルヴァーストン
ブラッド・ゴートン
シャーロット・ブリテン
ティム・ハリス
ステイシー・ハート
ケイト・マケナリー
ジェイムズ・D・ホワイト
パトリック・ニールセン
監督:サイモン・ショア
製作:スティーヴン・ティラー
脚本:パトリック・ワイルド
撮影:アラン・アーモンド
美術:ベルント・レペル
音楽:ジョン・ラン
衣装:ベルント・レペル
※1998年エジンバラ映画祭観客賞受賞
※1998年ディナール英国映画祭審査員賞・観客賞受賞
※1998年トロント国際映画祭正式出品
※1999年サンダンス・フィルム・フェスティバル正式出品

1998年/イギリス/110分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSR

イントロダクション

 「芝居も半ばにして、これは素晴らしい映画になる!という確信が芽生えたんだ」と監督サイモン・ショア。「この舞台の強みは、状況が“特別”でありながらも“普遍的”なテーマを論じているところだ。16歳でゲイという存在を、誰もが優しい記憶の中にある青春の1ページとして演出し、共感できるものになると思ったんだ。」ストーリーはいじめられっ子のスティーヴン(ベン・シルヴァーストン)が同級生で学校一のハンサム・ガイ、ジョン・ディクソン(ブラッド・ゴートン)と恋に落ち、カミングアウトするか否かに思い悩むというもの。サイモン・ショアは、本作で映画監督デビューを果たした。また『ロリータ』のベン・シルヴァーストン、本作が映画初出演となるブラッド・ゴートンという二人の美少年と、『恋はハッケヨイ!』で堂々と主役を演じたシャーロット・ブリテンといった新進の若手俳優の絶妙な演技、爽やかなイギリスポップミュージック満載のほろ苦い青春映画である。


ストーリー
 初監督作品ということもあってか(こういう偏見はいけないけど、そうである場合が多いのも事実)演出的に大雑把なところがあり、唯一、主人公のことを理解してくれている幼なじみの女の子と母親とがキャラ的にかぶっていたりする面もあるんだけど、それを補って余りあるのがそのテーマ性。マイノリティの苦悩なのである。世間体とか“普通はそうではない”というものに対抗していかに生きていくか?迎合して生きていくことも勿論できる。でも、精神的に追い詰められるだろう。この映画はゲイを対象に描いて、16歳の少年がカミングアウトに悩むが、彼の彼は自分がゲイであるという気持ちを未だ受け入れられなくて自身で葛藤していくのである。どちらかというと前者より後者の彼のほうが大変だろう。自分にまだ納得してないものを他人にどうやって納得してもらうのだろう。でも、これはゲイに限ったことではない(映画は画的により良い素材を選択しなくてはならないけど)。誰にでもある悩み。自分は人とは違う、多くの場合、それは劣等感を伴い、誰もわかっちゃくれないと苦悶することになるのである。だが、この作品の原題のように現実を見つめるしか方法は残されていない。苦しみから解放されるためには…。あと、演出的に云々なんて、さっき書いたけどリアルな描写も多数あるから、その辺りは監督の手腕を買って良いと思う。ハリウッドのように大袈裟な描写を嫌う(“get real”だから当然か)ようにも見受けられる。
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