『Dog Star』
DOG STAR
配給：東京テアトル/オメガ・ミコット
オフィシャル・サイト：
http://www.dog-star.jp/
豊川悦司
井川遥
余貴美子
津田健次郎
嘉門洋子
深浦加奈子
大鷹明良
奥野敦士
諏訪太朗
田中要次
迫英雄
重久剛一
監督・脚本：瀬々敬久
製作：横濱豊行/利倉亮/河原洋逸
撮影：斉藤幸一
照明：上田政晴
美術：坂本亨大
音楽：安川午
2001年/日本/2時間15分/ビスタサイズ/ドルビーSR
はじまりはこうだった。昨年春、プロデューサーからプロットを手渡された。北海道のペットショップで働く女性とガラス職人とのラブストーリー。プロデューサーは犬の視点と何度も言う。犬について熱く語ってくれる彼の情熱は理解できた。何故か速攻で思いついた。犬が男性になって女性に恋する話。一からプロットを作り直した」瀬々敬久監督はそう語る。彼ピンク映画の枠内で傑作を数々生み出し、一般映画界に進出後も精力的に創作活動を続け、国内外で注目を集める存在である。出演は『君は僕をスキになる』で映画初出演後、映画だけでなくドラマでも活躍の豊川悦司。共演は今年から活躍の場を芝居の分野にも広げた井川遥。脇には存在感抜群の石橋凌、泉谷しげるなど。劇中で登場するラブラドール・レトリーバーの盲導犬達は4頭の成犬と2頭の子犬が演じている。いずれもが実際に盲導犬の訓練を受けており、映画にさらなるリアリティーを与えてくれている。
盲導犬は、訓練できる年になるまでパピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家庭で育てられる。シローのパピーウォーカーはハルカの家族だった。成長し、シローはもう12才。元ボクサーのゴング（石橋凌）と息の合ったコンビだったが、ある夜信号を無視して来たトラックに跳ねられ、ゴングは即死してしまう。訓練センターに戻されたシローの前に、死んだはずのゴングが姿を現し「今のままだと天国に行けないらしいのな。一つ善行を施せって神様のヤロウが言い出してよ。それなら、シロー、オマエのために何かしてやろうと思ったわけよ」…数分後、シローは死んだばかりの人間の身体を借りて、“人”（豊川悦司）になっていた。シローの願いはただひとつ、「老犬の姿ではなく人間になって、パピーウォーカーだった家族にもう一度逢いたい…」ハルカのにおいを頼りに街を走り抜け、たどり着いた幼稚園でシローは大人になったハルカ（井川遥）に再会する。
この部分はiframe対応のブラウザで見てください。
DVD比較はベストプライス
はじまりはこうだった。昨年春、プロデューサーからプロットを手渡された。北海道のペットショップで働く女性とガラス職人とのラブストーリー。プロデューサーは犬の視点と何度も言う。犬について熱く語ってくれる彼の情熱は理解できた。何故か速攻で思いついた。犬が男性になって女性に恋する話。一からプロットを作り直した」瀬々敬久監督はそう語る。彼ピンク映画の枠内で傑作を数々生み出し、一般映画界に進出後も精力的に創作活動を続け、国内外で注目を集める存在である。出演は『君は僕をスキになる』で映画初出演後、映画だけでなくドラマでも活躍の豊川悦司。共演は今年から活躍の場を芝居の分野にも広げた井川遥。脇には存在感抜群の石橋凌、泉谷しげるなど。劇中で登場するラブラドール・レトリーバーの盲導犬達は4頭の成犬と2頭の子犬が演じている。いずれもが実際に盲導犬の訓練を受けており、映画にさらなるリアリティーを与えてくれている。
盲導犬は、訓練できる年になるまでパピーウォーカーと呼ばれるボランティアの家庭で育てられる。シローのパピーウォーカーはハルカの家族だった。成長し、シローはもう12才。元ボクサーのゴング（石橋凌）と息の合ったコンビだったが、ある夜信号を無視して来たトラックに跳ねられ、ゴングは即死してしまう。訓練センターに戻されたシローの前に、死んだはずのゴングが姿を現し「今のままだと天国に行けないらしいのな。一つ善行を施せって神様のヤロウが言い出してよ。それなら、シロー、オマエのために何かしてやろうと思ったわけよ」…数分後、シローは死んだばかりの人間の身体を借りて、“人”（豊川悦司）になっていた。シローの願いはただひとつ、「老犬の姿ではなく人間になって、パピーウォーカーだった家族にもう一度逢いたい…」ハルカのにおいを頼りに街を走り抜け、たどり着いた幼稚園でシローは大人になったハルカ（井川遥）に再会する。
