ジェニファー・クーリッジ
クリストファー・ゲスト
マイケル・ヒギンズ
マイケル・ヒッチコック
ユージーン・レビー
ジェイン・リンチ
マイケル・マッキーン
キャサリン・オハラ
パーカー・ポージー
フレッド・ウィラード |
監督：クリストファー・ゲスト
脚本：クリストファー・ゲスト
ユージーン・レビー
撮影：ロベルト・シェイファー
美術：ジョーゼフ・T・ギャリティー
編集：ロバート・レイトン
製作：カレン・マーフィー
製作総指揮：ゴードン・マーク |
2000年/アメリカ/90分/カラー/ビスタビジョン/ドルビーSRD・DTS・SDDS |
監督クリストファー・ゲストが今回テーマに選んだのは、ペット先進国として名高いアメリカで、一つのエンターテインメントとして認知されている『ドッグ・ショウ！』の世界である。監督ゲストは、本作で用いられた「擬似ドキュメント=モキュメント」手法の元祖であり、このスタイルで作られた『ブレアウィッチ・プロジェクト』の大ヒットは記憶に新しいところだが、その遥か以前にゲストは、いくつかの作品を手掛けており、昨今作られた擬似ドキュメンタリーは、すべてゲストの影響から生まれたと言える。全米では昨年9月当初、わずか13館の劇場で公開され、その上質な笑いが評判となり、瞬く間に206館までに拡大公開され大ヒットとなった。出演は、『プリンセス・ブライド・ストーリー』『ア・フュ-・グッドメン』など、コメディーもシリアスもこなす芸達者の監督、クリストファー・ゲストをはじめ、『アメリカン・パイ』のトボケた父親役でもお馴染みの超人気コメディアン、ユージーン・レビー。モテモテの妻の役には『ホーム・アローン』でカルキン君のママに扮したキャサリン・オハラという、アメリカン・コメディーの実力派たちが勢ぞろいなのだ。
全米で最も名高いドッグ・ショウ“メイフラワー・ドッグ・ショウ”が今年もペンシルベニア州で開催されることになった。全米の愛犬家たちはドッグ・ショウの栄冠を目指し、気がきではない毎日だ。フロリダからはメンズウェアのセールスマンである小心者のジェリー（ユージーン・レビー）と、明るく派手で昔は男にモテモテだったと自慢するクッキー（キャサリン・オハラ）の自慢の愛犬、ノーリッチ・テリアのウィンキーが出場。
ノース・カロライナ州のハーラン・ペッパー（クリストファー・ゲスト）は、フライ・フィッシング専門店のオーナーで、腹話術が趣味。愛犬のブラッド・ハウンド種のヒューバートにも腹話術のように話しかければ、ヒューバートと言葉で心が通じ合うと信じている。ニューヨークから・・、イリノイ州から・・、と全米から個性タップリの犬とその飼い主である愛犬家たちが集まり、いよいよ待ちに待ったドッグ・ショウの始まりだ。予想外のアクシデントの中、栄冠はどの犬の手に？
