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『デュラス 愛の最終章』
cet amour-la
配給:コムストック


キャスト スタッフ データ
ジャンヌ・モロー
エーメリック・ドゥマリニー
クリスティーヌ・ロラート
ソフィー・ミルロン
ジュスティーヌ・レヴィ
アドリアン・ギルベール
ディディエ・ルスール
タニア・ロペール
監督・脚本:
ジョゼ・ダヤン
製作:アラン・サルドゥ
撮影:キャロリーヌ・シャンプティエ
美術:シルヴィ・フェネック
衣裳デザイナー:ミミ・レンピカ

2001年/フランス/100分/カラー


イントロダクション
  映画『愛人/ラマン』の原作者マルグリット・デュラスは、フランスが誇る20世紀最高の女性作家であり、また自作の映画化作品『インディア・ソング』などで知られるすぐれた映画作家でもある。不可能な愛の世界を描き、人間の情念や心の深淵を執拗に追い続けたデュラスだったが、自身は最晩年に稀有な愛の物語を成就させていた。彼女が82歳で亡くなるまでの16年間、38歳年下の愛人とひそかに最高の愛を育んでいたのである。この映画はその愛の物語を忠実に再現したものである。その彼女の愛人アンドレアが彼女の死後、彼らの愛の物語を本にしたが、デュラスの多くの映画化作品に関わり、彼女の親しい友人でもあったジャンヌ・モローはこの本をいち早く手に入れ、親しい女性監督ジョゼ・ダヤンに送ったのである。そのジャンヌ・モローがデュラスを演じる。ダヤン監督はアンドレア役に国立演劇学校で俳優へのキャリアをスタートさせていたエーメリック・ドゥマリニーを、ほとんど一目惚れで起用し、デュラス-モロー-ダヤンの見事な女たちのコラボレーションを成功に導いた。デイヴィッド・リンチ監督作品には欠かせない作曲家アンジェロ・バダラメンティの音楽、また“バラ色の人生”“カプリ・セ・フィニ”などのシャンソンがこの2人の愛を盛り上げ、多彩な色づけをしていることにも注目したい。

ストーリー
 1975年、カーンの哲学の学生だったアンドレア(エーメリック・ドゥマリニー)は彼の通っている大学で自作の映画『インディア・ソング』を上映するために訪れた女性作家マルグリット・デュラス(ジャンヌ・モロー)に出会う。彼女の作品の虜となっていた彼はデュラスに住所を教えてもらい、以来5年間に毎日5通の手紙を書き続けた。手紙を書くのをやめると「会いに来るように」との手紙が来る。トゥールヴィルの彼女の部屋を訪ねたその日からデュラスとアンドレアの愛の日々が始まった。デュラスはアンドレアが誰かと電話することも禁じ、パリに行く時も彼を同行せず、ただひたすら彼を独占して彼の最愛の人になろうとしていたのである…。「私だけを愛して。こわがらないで。私の体を見せてあげる。」だが、夜が明け、朝になると、アンドレアは彼女の言葉を待ち、タイプを打っていた。彼女には計画するという、鈍感な生き方はできなかった。感情のおもむくままに、海へとドライブし、音楽を聴き、完璧なダンスを楽しんだ。世界一美しいシャンソン“カプリ・セ・フィニ”を聴いているうちに彼女は泣き、手の中に顔を埋めていきなり言う。「耐えられないわ。もう顔も見たくない。もうお終いよ。」彼女はレコードとともに彼の荷物を窓から放り出した。
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