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『ダンス・オブ・ダスト』
DANCE OF DUST
配給:ビターズ・エンド
オフィシャル・サイト:http://www.bitters.co.jp/dance/


キャスト スタッフ データ
マームード・ホスラヴィ
リムア・ラーヒ
監督・脚本・編集:
アボルファズル・ジャリリ
製作:モハマド・メーディ・ダドグ
撮影:アタ・ハヤティ
音楽:ネザムーディン・キアイー
※1998年ロカルノ国際映画祭・銀豹賞・審査員賞受賞
※1998年東京国際映画祭アジア映画賞受賞
※1998年ナント三大陸映画祭監督賞受賞

1998年/イラン/75分/カラー/35mm

イントロダクション
 舞台は実際に煉瓦造りが営まれ、様々な地方から季節労働者たちがやって来る村。そのため、たくさんの言語が入り乱れる。言葉の通じない村で、監督のジャリリは、心でコミュニケートすることの大切さを痛感し、本作が誕生した。つまり、この作品にはセリフがない。何かしゃべっているところもあるが、その言葉自体には意味がない。もちろん、字幕もない。「この映画を観るたびにいつも新しい発見がある。これは確かに私が創った映画だが、そこには私を超える何かが存在する」監督はそう語る。だが、製作直後から、理由も判らないまま本国での一切の上映を禁じられてしまう。ようやく98年になって、ロカルノ、東京、ナントなどの国際映画祭のスクリーンに姿を現し、数々の賞に輝くこととなったのである。

ストーリー
 上映前に字幕がないと聞いて緊張した。字幕がないってことはとにかく眼で見るものや音で体感しなくてはいけない。セリフで意味を補足するであろう普段の映画の見方よりも、集中して見なくては理解できないかもと思ったのである(普段も集中しろって?)。セリフもないけど、音もほとんど風の音ばかり。土地がらだろうけど、風が吹きすさぶ中、みんなは黙々と働き、食事中は笑い、語り合う。そして主役の男の子と女の子は恋に落ちるのだけど、彼らもセリフがない。でも、一緒に遊ぶということもない。いつも遠くにいて想い合っているというつつましい関係なのである。そのせいか、遠くにお互いを見つけると叫ぶのである。「ああ〜あぁ〜!」とか名前とか…。風の音の中にその声はやたらに良く響く。それはまるで歌っているかのよう。そして彼らはあることをするのだ。これが上映禁止の理由なのだろうか?(これは見てのお楽しみ!)
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