『カラー・オブ・ペイン オオカミ』
COLOR OF PAIN 野狼
配給：アートポート/アースライズ共同配給
澤田謙也
レイモンド・ウォン（黄浩然）
テレンス・イン（尹子維）
サム・リー（李燦森）
トニー・ホー（何華超）
ジョシー・ホー（何超儀）
後藤理沙
國村隼
原案・脚本・監督：
サム･レオン（梁徳森）
製作：松下順一
美術：ジョイ・ジョン（荘国栄）
音楽：吉川清之
衣装：ジェイ・チェン（鄭韻詩）
撮影指導：
ジョー・チェン（陳広鴻）
2001年/香港/35mm/カラー/ビスタ/ドルビーデジタル
原案・脚本・監督の1人3役を務めたのは、「無問題（モウマンタイ）」を製作、その後「大混乱 ホンコンの夜」で監督デビューした新鋭、サム・レオン。コメディー色が強かった前作とはうって変わり、男たちの数奇な運命を“男も惚れるハードボイルド”として描き切った。また、「天使の涙」「ナイスガイ」の撮影を担当したジョー・チェンによる映像美や「七人のおたく」「無問題」の吉川清之による音楽も盛り上げている。主演は「ホーク／B計画」の澤田謙也。そして、「Needing You」などのレイモンド・ウォン。「漂流街」「美少年の恋」などで甘いマスクを見せたテレンス・イン。「メイド・イン・ホンコン」でのデビュー以来、ラッパーやファッション・リーダーとしても活躍する、サム・リー。「花火降る夏」「OVER SUMMER」のワイルド派、トニー・ホー。日本でも人気がある彼らの競演は、熱狂的な香港映画ファンも唸らせるキャスティングだ。また、日本からは後藤理沙（「死びとの恋わずらい」）や國村隼（「ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌」）も参加。TVドラマやバラエティとは違った彼らの魅力がスクリーンに華を添え、引き立たせている。
一匹狼の殺し屋・龍也（澤田謙也）は、依頼を受け香港でヤクザの組長を暗殺するが、その際頭部に 1発の銃弾を受けてしまう。摘出手術は不可能と告げられた。龍也は脳に銃弾を宿したまま、ただ死を待つ身となる。その上、銃弾の影響で龍也の目にはすべてが白黒にしか見えなくなってしまっていた。希望を失った龍也は、ある日偶然にも銀行強盗の現場に遭遇する。銃を向け、金を奪う男たちの様子を目の当たりにしたその瞬間、なんと龍也の目に映る世界が色付いたのだ。死と紙一重の刺激が龍也に色を与えるのだった。妊婦の代わりに人質となった龍也は、彼らに意外な申し出をする。 「俺を仲間に入れてくれ。金はいらない。」 こうして龍也はディノ（テレンス･イン）、キャット（サム･リー）、ドッグ（トニー･ホー）ら3人の銀行強盗団に加わることになった。
ある日、3人と共に非合法のムエタイボクシング会場にやって来た龍也は、その場を取り仕切るボスの車を勝手に乗り去ってしまう。そんな龍也を追ってカーチェイスが始まるが、まるで自殺でもするかのような走りに誰も追い付くことができない。しかし、その中に最後までついて来る1台の車がいた。ジョー（レイモンド・ウォン）と名のるその男と龍也は、言葉は通じずお互いの正体も知らないまま、「死を恐れない」という共通の感覚により次第に心を開いていく。それは、これまで殺し屋として孤独に生きてきた龍也にとって初めて友情と呼べる感情だった。しかし、そのジョーこそが龍也たち強盗団を追い続けている警察官だったのだ…。
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原案・脚本・監督の1人3役を務めたのは、「無問題（モウマンタイ）」を製作、その後「大混乱 ホンコンの夜」で監督デビューした新鋭、サム・レオン。コメディー色が強かった前作とはうって変わり、男たちの数奇な運命を“男も惚れるハードボイルド”として描き切った。また、「天使の涙」「ナイスガイ」の撮影を担当したジョー・チェンによる映像美や「七人のおたく」「無問題」の吉川清之による音楽も盛り上げている。主演は「ホーク／B計画」の澤田謙也。そして、「Needing
You」などのレイモンド・ウォン。「漂流街」「美少年の恋」などで甘いマスクを見せたテレンス・イン。「メイド・イン・ホンコン」でのデビュー以来、ラッパーやファッション・リーダーとしても活躍する、サム・リー。「花火降る夏」「OVER
SUMMER」のワイルド派、トニー・ホー。日本でも人気がある彼らの競演は、熱狂的な香港映画ファンも唸らせるキャスティングだ。また、日本からは後藤理沙（「死びとの恋わずらい」）や國村隼（「ハード・ボイルド
新・男たちの挽歌」）も参加。TVドラマやバラエティとは違った彼らの魅力がスクリーンに華を添え、引き立たせている。
一匹狼の殺し屋・龍也（澤田謙也）は、依頼を受け香港でヤクザの組長を暗殺するが、その際頭部に
1発の銃弾を受けてしまう。摘出手術は不可能と告げられた。龍也は脳に銃弾を宿したまま、ただ死を待つ身となる。その上、銃弾の影響で龍也の目にはすべてが白黒にしか見えなくなってしまっていた。希望を失った龍也は、ある日偶然にも銀行強盗の現場に遭遇する。銃を向け、金を奪う男たちの様子を目の当たりにしたその瞬間、なんと龍也の目に映る世界が色付いたのだ。死と紙一重の刺激が龍也に色を与えるのだった。妊婦の代わりに人質となった龍也は、彼らに意外な申し出をする。
「俺を仲間に入れてくれ。金はいらない。」 こうして龍也はディノ（テレンス･イン）、キャット（サム･リー）、ドッグ（トニー･ホー）ら3人の銀行強盗団に加わることになった。
ある日、3人と共に非合法のムエタイボクシング会場にやって来た龍也は、その場を取り仕切るボスの車を勝手に乗り去ってしまう。そんな龍也を追ってカーチェイスが始まるが、まるで自殺でもするかのような走りに誰も追い付くことができない。しかし、その中に最後までついて来る1台の車がいた。ジョー（レイモンド・ウォン）と名のるその男と龍也は、言葉は通じずお互いの正体も知らないまま、「死を恐れない」という共通の感覚により次第に心を開いていく。それは、これまで殺し屋として孤独に生きてきた龍也にとって初めて友情と呼べる感情だった。しかし、そのジョーこそが龍也たち強盗団を追い続けている警察官だったのだ…。
