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『蝶の舌』
LA LENGUA DS MARIPOSAS
配給:アスミック・エース


キャスト スタッフ データ
フェルナンド・フェルナン・ゴメス
マヌエル・ロサノ
ウシア・ブランコ
ゴンサロ・ウリアルテ
アレクシス・デ・ロス・サントス
タマル・ノバス
ギジェルモ・トレド
エレナ・フェルナンデス
ヘスス・カステヨン
タタン
ロベルト・ビダル
ミラグロス・ヒメネス
セルソ・ブハッロ
トゥチョ・ラハレス
セルソ・パラダ
ララ・ロペス
アルベルト・カストロ
ディエボ・ビダル
監督:ホセ・ルイス・クエルダ
脚本:ラファエル・アスコナ
撮影:ハビエル・サルモネス
美術:ジョゼップ・ロゼル
音楽:アレハンドロ・アメナバル
衣装:ソニア・グランデ
原作:マヌエル・リバス「蝶の舌」「カルミーニャ」「霧の中のサックス」(作品集「僕にどうしてほしいの?」より) アンヌ・ダンスフォー=ヴァラン
※1999年サン・セバスチャン国際映画祭正式出品
※1999年スペイン・アカデミー(ゴヤ)賞脚色賞

1999年/スペイン/95分/スコープ/ドルビーデジタル

イントロダクション

 原作者のマヌエル・リバスは言う。「『蝶の舌』は何についての映画か?}
 「私は、人間の冒険を正当化する以上に二つのことを学ぶこと、つまり「愛」と「自由」を学ぶことを描いた映画だと言いたい。もろくて儚い人生をコツコツと築いてゆくことと、その人生を全体主義権力の偏執が乱暴に破壊することについてである。」また、ホセ・ルイス・クエルダ監督は「『蝶の舌』は、8歳の少年モンチョが信頼する教師や新しい友人たちや家族らを通して、人生の現実に導かれる通過儀礼(イニシエーション)の物語である。愛とは何か、友情とは、貧富とは、自由とは、そして卑怯、自尊心、裏切りといったものを学んでいく。しかし、それは1936年の夏の訪れとともに突然終わりを告げる。」と語っている。モンチョ少年を演じるのはマヌエル・ロサノ。監督がガリシア地方の学校を回って、25,000人もの少年少女たちから発掘した少年である。先生役にはフェルンド・フェルナン・ゴメス。これまでに180近い出演作、29の監督作のある60年以上のキャリアの持ち主である。


ストーリー
 スペイン内戦前夜。8歳のモンチョ(マヌエル・ロサノ)は学校に行くのを嫌がる。持病の喘息と兄から学校の先生は怖いということを吹きこまれていたからだ。母親のローサ(ウシア・ブランコ)はそんなモンチョを連れ添って学校に行き、ドン・グレゴリオ先生(フェルンド・フェルナン・ゴメス)にモンチョのことを頼む。初めはなかなか学校に馴染めなかったモンチョだが、ドン・グレゴリオはぜんぜん怖い先生じゃなく、優しく人生の指針を与えてくれる。モンチョは彼のことを尊敬し始めるようになる…。ガリシア地方の風光明媚な自然とそこに住む人々、無邪気な子供たちを描いていくのがこの作品。のどかであり、また子供たちのあどけなさは「ああ、こんなこと自分たちもあったよな」なんてノスタルジックに浸らせてくれる。タイトルである『蝶の舌』だが、これは昆虫を見る野外授業でドン・グレゴリオが子供たちに説明する言葉である。これが何かを意味するなんて考えすぎなのかもしれないが、お話は意外な方向に展開して行くのである。ここだけは絶対に見てもらわないとわからないので書かないけど、スペインがどういう歴史を経て内戦に至ったかは知っておかないと理解し辛いかもしれない。大変な時代だったんだなあだけでなく、いつでもどこでも起り得る社会情勢として見てもらいたい。
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