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『寵愛』
La Belle
配給:ギャガ・コミュニケーションズ・アジアグループ


キャスト スタッフ データ
イ・ジヒョン
オ・ジホ
監督・原作:ヨ・ギュンドン
製作:ユ・インテク
撮影:キム・ジェホ
美術:キム・ミョンギョン
振付:アン・ウンミ
音楽:ノ・ヨンシム 
※2000年釜山国際映画祭韓国映画パノラマ部門
※2001年モスクワ国際映画祭Dangerous Liaisons部門出品
※2000年春史映画芸術賞女子新しい顔演技賞(イ・ジヒョン)受賞
※2000年青龍賞新人女優賞(イ・ジヒョン)ノミネート

2000年/韓国/93分

イントロダクション
 またまた韓国から斬新なスタイルの新作映画が到着した。主人公の二人以外の登場人物はほとんどなく、上映時間の大半を占めるセックスシーンは現代舞踊家アン・ウンミによって振り付けされている。アン・ウンミといえば、『ヘア・ドレッサー』のアン・ソンギの踊り、すでに公開された『インタビュー』のシム・ウナの踊りの振り付けを担当した韓国を代表する現代舞踊家である。細部の筋肉の動きで微妙な体の感情を表現し、交わる瞬間の体の反応、お互いの体が触れた瞬間に現れる“生きた動き”を効果的に見せている。ヒロインのイ・ジヒョンは、先ごろ公開され話題になった映画『LIES/嘘』の原作小説を舞台化した『私に嘘をついてみて』で主人公を演じ、本作がデビュー作。相手役のオ・ジホもモデルから本作で本格的に俳優としてデビュー。原作は監督のヨ・ギュドン自らが執筆した「体」である。物語は、男が出会った一人の女は恋愛の間で揺れ動いているヌードモデル。相手の男に傷つけられるとすぐ、この小説家の男(オ・ジホ)のもとに来て、慰めを求める。だが、女は携帯に連絡が入るとまた出かけて行く。男にはひとことも告げずに。男がいないところで絵や写真のモデルになっているのか、昔の恋人と寄りを戻し男には決して見せない笑顔を見せているのか…。そんな日々が続いていく。

ストーリー
 登場人物はほぼ2人のみ。さらにセックスばかりしている。演じるのは美男美女。スタイルも抜群である。そのセックス・シーンであるが、振付師がついていることもあるので、とにかく美しい風情を魅せてくれる。だから、ヘアや局部が見えることもない。さらに、セックスばかりでも1つ1つに違った動きを見せてくれ、飽きさせない。男が住んでいる部屋がシーンの大半を占めているのだが、これも真っ白な壁やオシャレなバスなど、とても生活の匂いなど感じられないところ。これもまた狙いなのであろう。それは華麗な動きを見せる彼ら2人とあいまって、何とも言えない趣である。しかし、よくよく考えてみれば、この男、女に見事に振り回されている。女は好きな男に相手にされないもんだから、この男で憂さを晴らしているだけである。それでも、それで良いというような表情を見せるこの男のなんと健気なことよ。大した奴だよねえ。いつでも彼女のなすがまま。たまに彼女から果物の実を口移しで食べさせてもらったり、夜の横断歩道をお互いが交差する瞬間に彼女が胸をバッと見せたり、いずれも彼女の「お礼よ」の一言で悦にいってるんだから。これまでの韓国の男性のイメージからするとすごい変わりようである。ただ、これまでは描かれてなかっただけのことだろうし、どこの国でも強い男もひ弱な男もいるんだろうし、女もまたそれが当てはまるんだと思う。とにかく、優美なセックスを楽しむにはこの映画が一番である。
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