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『チキン・ハート』
配給:オフィス北野
オフィシャル・サイト:
http://www.office-kitano.co.jp/chickenheart/

キャスト スタッフ データ
池内博之
忌野清志郎
松尾スズキ
馬渕英里何
春木みさよ
尾美としのり
荒木経推
岸辺一徳
監督・脚本:清水浩
製作:森昌行
   吉田多喜男
撮影:高瀬比呂志
照明:小野晃
美術:新田隆之
音楽:鈴木慶一 炎
※第55回カンヌ国際映画祭国際批評家週間招待作品

2002年/日本/1時間45分/ヴィスタ/ドルビーSR

イントロダクション
  あっちもこっちも、あいつもこいつもウソだらけ。夏のニッポンはチキハ(チキン・ハート)な人々がまぜっかえす。どこにでもいる、あなたかもしれないチキハな3人。ボクシング・チャンピオンの夢に敗れてから燃えるものがなくなった岩野を演じるのは池内博之。目力(めぢから)のあるルックスに秘めたピュアなスピリットの持ち主。彼を中心にゆるゆるな正3角形を結ぶのが、丸さんに扮する劇団大人計画主宰・松尾スズキと、サダさんを演じるカリスマ・忌野清志郎。映画、舞台、ロツク。それぞれのステージで確かなポジジョンを持つ3人が、『チキン・ハート』の現場に素の個性で参加。そのほか岸部一徳、尾美としのりと、昧ありのチキハな面々がひっきりなしに登場する。ビミョーな間(ま)のずれがスクリーンに絶妙なコラボレーションを醸し出す。監督は清水浩。デビュー作『生きない』(ダンカン主演)に続くこの作品では、脚本も書き下ろし、自身の体験や周囲の人間に渋谷や下北沢の街頭で取材、観察してつかんだイメージを膨らませてキャラを設計した。

ストーリー
 生まれも育ちも年齢も違うのにヘンに気が合うおかしな3人組。岩野(池内博之)とサダさん(忌野清志郎)と丸さん(松尾スズキ)は同じアパートの住人で、毎晩、盛り場の片隅で「殴られ屋」をやっている。殴られ役は岩野。対戦相手の酔っ払いサラリーマンを相手に、巧みにパンチをかわす。元ボクサーの彼は、3回戦ボーイから新人王戦までひた走ったが、アッパーを喰らってリングに沈んだ日からリングに上がれなくなったのだ。今宵もグラブをつけたとたんに顔が変わり、視線も鋭くなる酔っぱらいたちの欝憤が吹き出す。だが、彼らの欝憤は岩野にかわされ敢えなく空を切るばかり。「タイム・アップ!」と割り込むのがタイム・キーパーの丸さんで、元締めのサダさんが「2分間、2千円也」の料金を徴収する。3人の一日の終わりは屋台のおでん屋。高速道路上のドン詰まりの広場に、「BAR」なんて人を食った名前の店で、いまどき珍しの携帯ラジオとかプレイヤーの修理が趣味の、ヘンな親父(荒木経惟)がやっている。そこでおでんを突っつきビールを飲んで、3人はゆるゆるの一日を終えるのだ。27歳の岩野は何をしても燃えなくなって、とりあえずサダさんが手配してくれるティッシュまきや落書き消しで毎日を過ごしている。心配した兄の公一(尾美としのり)が訪ねてきて、「インターネットの会社を始めるから手伝え」と誘うが、岩野は決心がつかない。まだ本当にやりたいことが見つからないし、「正社員になったら逃げられなくなる」のがいやなのだ。
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