ホーム ライブラリー コラム プレゼント トレイラー ショップ 掲示板 会社概要
公開劇場一覧を別ブラウザで開きます。 前のページに戻ります
『シャーロット・グレイ』
Charlotte Gray
配給:Univ=UIP
オフィシャル・サイト:
http://www.uipjapan.com/charlotte/index.htm

キャスト スタッフ データ
ケイト・ブランシェット
ビリー・クラダップ
マイケル・ガンボン
ルパート・ペンリー・ジョーンズ
アントン・レッサー
ジェームス・フリート
監督:
ジリアン・アームストロング
製作:
サラ・カーティス
ダグラス・レイ
撮影:ディオン・ビーブA.C.S.
美術:ジョセフ・ベネット
音楽:スティーブン・ウォーベック 衣装:ジャンティ・イエーツ
原作:セバスチャン・フォークス
2001年/アメリカ/121分/ビスタビジョン/SRD,SR

イントロダクション
 ジリアン・アームストロング監督はケイト・ブランシェットが出演すると聞いて、この作品のメガホンをとる決意をした。「彼女には才能と独自のスタイルがあります。シャーロット役は前半と後半で、実は二つのキャラクターを演じることになる難しい役柄です。だからこそ実力があり、感情移入のできる女優が必要でした。」時代の激流の中で、新たなアイデンティティを見出すシャーロット・グレイを主人公に一人の女性の情熱的な魂の旅を描き出す。第二次世界大戦中、占領下のフランスを舞台に、大胆な構想でサスペンスフルに語られていくストーリー。主人公シャーロット・グレイは、戦時下のロンドンで、看護婦としてごく当たり前の生活を送っていた。だが、フランス語に堪能だったことから、彼女はナチス・ドイツに占領されたフランスに渡り、レジスタンス運動に身を投じていく。初めの目的は、フランスで行方不明になった恋人を追うこと。しかし、シャーロットはそこで、レジスタンスに命を賭ける青年ジュリアンの真剣なまなざしと出逢う。理想に突き進むジュリアンとの葛藤が、シャーロットを変える。幼い命を危険にさらす二人のユダヤ人の少年が、シャーロットを変える。そして…。シャーロットが次第に魅かれていくジュリアンには、『あの頃ぺニー・レインと』でギタリストに扮したビリー・クラダップが抜擢。その父親役で深い味わいを見せるのは、『スリーピー・ホロウ』などで脇役を務めるイギリス人俳優、マイケル・ガンボン。監督は、ケイト・ブランシェットのアメリカでのデビュー作『オスカーとルシンダ』も手がけたジリアン・アームストロング。原作は1999年に上梓された、セバスチヤン・フォークスのベストセラー小説。

ストーリー
 ケイト・ブランシェットは今のハリウッド映画界でも最高の演技をする名女優の1人だと思う。それほどヒット作には恵まれてないのだが。彼女の演技を見ていると、なみなみならぬ努力をしていることが感じられる。どこどこの出身であるかで訛りをちゃんとセリフに盛り込んでいるし(とは言え、この作品はフランスが舞台でも英語で進行させている。勿体ない!)、彼女がこれまで演じた役柄はワンパターンでないにも関わらず、どれも見事と言っていいほど演じ分けているのだ。例をあげるならば、キスをする時の彼女の表情に注目してほしい。そこには情熱的なもの以外にも、そこでのその人物の感情を微妙に表しているのである。これほどの演技ができる俳優は見てるだけで楽しい。監督がこの女優ならとメガホンをとったという話も大いにうなずけるものである。しかし、この映画が彼女だけで支えられているかというと、そうではない。この素晴らしい反戦映画は(それだけでなくシャーロット・グレイの成長物語でもあるのだが)、戦争の複雑さを描いている。レジスタンス活動を一緒に行うフランスでの仲間は共産党であり、連合軍は必ずしも彼らを全面的に指示しているのではないのだ。とりあえずナチスを倒すために協力しているだけの話で、だからいろいろといざこざが絶えない。また、ナチスと仲良くして権力を盾にやりたい放題しているフランス人など、戦争とは一筋縄ではいかない、複雑なものだということを描いている。こういうことも戦争の醜い部分なのだ。そして、その醜い状況にありながらシャーロット・グレイはこう言う。「何かやれることがあるはずよ!」その結果、彼女のとった行動とは…。
movilog
ピックアップムービー
サーチ
DVD比較はベストプライス


リンク
メールマガジン登録
神雕侠侶オフィシャルウェブサイト
ベクター・メディカルテック・ジャパン
*giggle
本サイトをご覧になりるにはFlashPlayerが必要です。 IE5.0以上推奨 画面サイズ推奨800×600以上 お問い合わせ先