チャイチャーン・ニムプーンサワット
サハ―パープ・ウィーラカーミン
ジェッダーポーン・ポンディー
ジョージョー・マイオークチィ
ゴッゴーン・ベンジャーティグーン
エーカチャイ・ブーラナパーニット
シリタナー・ホンソーポンt |
監督：ヨンユット・トンコントーン
脚本： ウィスッティチャイ・ブンガーンジャナー
ジラ・マリクン
ヨンユット・トンコントーン
撮影：ジラ・マリクン
衣装：
エカシット・ミープラスゥートクン
音楽：ワイルド・アット・ハート |
2000年/ タイ/104分/カラー/ビスタ/ドルビーSRD/ドルビーSR |
オカマのバレーボール選手が、オナベの監督と国体を目指す!?そんなウソのようなホントの話がタイからやって来た。この衝撃の実話を映画化したのはCM業界から映画界に進出したヨンユット・トンコントーン。タイ国体ギラーヘンチャートで1996年に実際に優勝したチーム“サトリ―レック”(タイ語で“鋼鉄の淑女”の意)を見てその多様な個性に惹かれ、映画製作にあたり監督に名乗りをあげる。監督は新人、キャストも無名、製作費はたったのUS27万ドル、そして主人公はオカマ。この状況で2000年3月に公開された本作は、タイ映画史上歴代2位に輝き、ゲイへの差別が今もなお残るタイいおいて偏見をも乗り越え、大ヒットを記録した。
タイの小さな町。実力はあるのにオカマだからとチームに入れてもらえないバレーボール選手のジュン(チャイチャーン・ニムプーンサワット)とモン(サハ―パープ・ウィーラカーミン)。そんなある日、バレーの選抜試験の噂を聞きつけ参加してみることにした二人。彼(彼女?)らの前に現れたのは、なんと最強のチームを作ることに闘志を燃やすオナベの監督(シリタナー・ホンソーポン)だった。圧倒的な強さを発揮した二人は、めでたく代表に選ばれてしまうのだが、オカマとはプレイできない！と怒った選手はチャイ(ジェッダーポーン・ポンディー)を残し、チームを降りてしまう。仕方なく、二人はオカマの友達のもとへスカウトに向かい、6人中5人はオカマの選手というチームで大会へと挑むのだが・・・。
