『荒ぶる魂たち』
配給：大映
加藤雅也
竹中直人
石橋蓮司
美木良介
ミッキーカーチス
秋野大作
曽根晴美
伊武雅刀
遠藤憲一
須藤正裕
白竜
隆大介
佳那晃子
河村彩
松方弘樹
監督：三池崇史
製作：土川勉
脚本：武知鎮典
撮影：伊藤潔
美術：尾関龍生
橋本優
音楽：遠藤浩二
2002年/日本/150分
※第31回ロッテルダム国際映画祭正式出品
『「日本の映画はともかくとして日本の役者は素晴らしい。このヤクザたちの物語を見て、そう感じていただければ本望です。」三池崇史監督は語る。』
彼が、今回挑むのはアウトローたちの群像劇。言わずと知れたアウトロー映画の金字搭『仁義なき戦い』は、手持ちカメラによる荒々しい映像が実録調の迫力を生み出したが、本作では照明を作らず徹底的に自然光を利用した完全ドキュメンタリータッチが、独特のリアリズムを産み出す。劇中の人物たちがあたかも実際に存在し、どこかで息づいているかのような、そんな印象を抱かせる一篇となった。主演は、ハリウッドや香港でも活躍、今や国際的なアクターとなった加藤雅也。共演に、多くのドラマ・映画に出演、監督業もこなす名優・竹中直人。また物語の要所を、映画界の重鎮・松方弘樹、東映ヤクザ映画の名脇役・曽根晴美の他、伊武雅刀、秋野太作、美木良介、ミッキー・カーティスといった味のあるベテランが締めている。企画・脚本は『疵』シリーズ、『極道血風録』『鬼極道』といった作品でアウトローロマンを一貫して追い求める武知鎮典。
『人生たかが流れ星。 ギラッと光って終わりゃいい…。』
ヤクザ組織・横溝一家傘下の樋口組。組長の樋口（竹中）と行動隊長の剣崎（加藤雅也）は、幼い頃からの兄弟分。その武闘派ぶりで他組織からも恐れられる存在だった。ある日、樋口組の組員が横溝一家と対立関係にあった白根組のチンピラを刺し殺す事件が発生。白根組は報復のためになんと横溝一家の総長・横溝孝則の暗殺を企て実行する。この事態に巨大組織、天成会の幹事長・海藤は横溝一家と白根組の手打ちの仲介を買って出る。しかし、海藤の本心は両組織の吸収にあった。それを知った剣崎は海藤を敵に回し、ひとり立ち向かっていくのだったが･･･。
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彼が、今回挑むのはアウトローたちの群像劇。言わずと知れたアウトロー映画の金字搭『仁義なき戦い』は、手持ちカメラによる荒々しい映像が実録調の迫力を生み出したが、本作では照明を作らず徹底的に自然光を利用した完全ドキュメンタリータッチが、独特のリアリズムを産み出す。劇中の人物たちがあたかも実際に存在し、どこかで息づいているかのような、そんな印象を抱かせる一篇となった。主演は、ハリウッドや香港でも活躍、今や国際的なアクターとなった加藤雅也。共演に、多くのドラマ・映画に出演、監督業もこなす名優・竹中直人。また物語の要所を、映画界の重鎮・松方弘樹、東映ヤクザ映画の名脇役・曽根晴美の他、伊武雅刀、秋野太作、美木良介、ミッキー・カーティスといった味のあるベテランが締めている。企画・脚本は『疵』シリーズ、『極道血風録』『鬼極道』といった作品でアウトローロマンを一貫して追い求める武知鎮典。
