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『阿弥陀堂だより』
BALLET
配給:東宝/アスミック・エース
http://www.amidado.com/


キャスト スタッフ データ
寺尾聰
樋口可南子
田村高廣
香川京子
井川比佐志
吉岡秀隆
小西真奈美
北林谷栄
監督・脚本:小泉堯史
製作:
柘植靖司
桜井勉
荒木美也子
撮影:上田正治
照明:山川英明
美術:村木与四郎
音楽:加古隆
原作:南木佳士(文勢春秋刊)
2002年/日本/2時間8分/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSR

イントロダクション
  「この映画は、心を病んだ妻の恢復を静かに見守る夫の姿をとおし、奥信濃の自然の中、むつみあって生きる人々を、日本の原像の一端として描こうとするものです」
  小泉堯史監督はそう語る。2001年第24回日本アカデミー賞で、11部門の最優秀賞を受賞、作品を含む主要8部門で最優秀賞を獲得した黒澤明遺稿脚本の映画化『雨あがる』以来となる作品が本作。撮影は長野県飯山市を中心とした奥信濃と呼ばれる地域で行われた。古くからの日本の原風景が残る場所を、と探し出した場所である。四季の変化がはっきりとしており、春、夏、秋、冬それぞれの美しさを描き出すことを可能とさせた。主人公夫婦を演じるのは、『雨あがる』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した寺尾聰と、『女殺油地獄』以来実に9年ぶりの映画出演となった樋口可南子。撮影現場でも息がぴったりだった二人は、お互いを支えあって生きてきた夫婦を自然体で演じきっている。また、91歳の大女優、北林谷栄も、死者を守る阿弥陀堂に生活する老婆を、時には可笑しく時には切なく熱演している。さらに、黒澤組を支えてきた俳優陣である、香川京子、井川比佐志、吉岡秀隆や、ベテラン田村高廣、さらに映画初出演ながら難役に挑んだ小西真奈美などがしっかりと脇を固めている。原作は、平成元年に「ダイヤモンドダスト」で第100回芥川賞を受賞した南木佳士の同名小説「阿弥陀堂だより」。今も長野県で医師をしながら、すばらしい作品を発表しつづけている。そして音楽を『大河の一滴』やNHKのドキュメンタリー番組などを手掛ける加古隆が担当している。

ストーリー
  京に住む孝夫(寺尾聰)と美智子(樋口可南子)の夫婦。夫は新人賞を受賞するも、それ以降なかなか日の目を見ない売れない小説家。妻は大学病院で最先端医療に携わる有能な医者だった。あるとき、妻、美智子はパニック障害という原因不明の心の病にかかる。仕事にも、都会の生活にも疲れていた二人はそれをきっかけに、孝夫の故郷、信州に移り住むことを決意する。山里の美しい村に帰った二人は、96歳の老婆おうめ(北林谷栄)を訪ねる。彼女は、阿弥陀堂という、村の死者が祭られたお堂に暮らしていた。何度かおうめのところに通ううちに孝夫は、喋ることが出来ない難病を抱える少女小百合(小西真奈美)に出会う。彼女は村の広報誌に「阿弥陀堂だより」というコラムを連載していた。それは、おうめが日々思ったことを小百合が書きとめ、まとめているものであった。それまで無医村であったこの村で、美智子は診療所を開く。お梅や小百合、そして村の人々の診察を通して、医者としての自信と責任を取り戻してくる。一方孝夫は、中学校の時の恩師、幸田重長(田村高廣)がガンに冒されながらも死期を潔く迎えようとしていることを知る。幸田老人と彼に寄り添う妻のヨネ(香川京子)の生きる姿に、深い感銘を受ける孝夫。二人は村の人々とふれあい、自然に抱かれて暮らしていくうちに、いつしか生きる喜びを取り戻していくのであった。
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