発売前から内容についてさまざまな議論が起ったブレット・イーストン・エリスの原作(1991年)を『I
SHOT ANDY WARHOL』の女性監督、メアリー・ハロンが映像化。80年代のニューヨークが舞台で、ヤッピーのファッション、生活空間を再現させるため、美術、衣裳、音楽など小道具にはかなり力を入れている。出演は主人公、ベイトマンに『ベルベット・ゴールドマイン』のクリスチャン・ベール、彼を追う探偵に『プラトーン』のウィレム・デフォー、ベイトマンのライバル、ポール役に『シン・レッド・ライン』『ファイト・クラブ』のジャレッド・レトなど端正な顔の男たちがメイン・キャストである。