「2000年カンヌ国際映画祭“ある視点”部門出品」 原作は近藤ようこが1995年に“WEEKLY漫画アクション”に連載したコミック。小さい頃、厳しかった母親がアルツハイマーを患ったのを知り、その娘が看病するというもの。その娘・美和子役に夏川結衣、母親には渡辺美佐子。彼女たちと知り合う青年に『バトル・ロワイアル』にも出演した高岡蒼佑、美和子の元恋人に杉本哲太。監督は『バタアシ金魚』『きらきらひかる』の松岡錠司。彼はこの作品について「人は自分の過去を消し去ることが出来ない。記憶は生れてきた証であり、それから逃れることはできない。」と語っている。