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『赤い橋の下のぬるい水』

配給:日活
オフィシャル・サイト:
http://www.nikkatsu.com/oldmovie/akaihashi/

キャスト スタッフ データ
役所広司
清水美砂
中村嘉葎雄
ミッキーカーチス
矢野宣
坂本スミ子
北村有起哉
小島聖
ガダルカナルタカ
夏八木勲
不破万作
北村和夫
倍賞美津子
監督・脚本:今村昌平
製作:
豊忠雄
伊藤梅男
石川冨康
脚本:冨川元文/天願大介
撮影:小松原茂
照明:山川英明
美術:稲垣尚夫
音楽:池辺晋一郎
原作:辺見庸
(『赤い橋の下のぬるい水』文藝春秋刊)
(「くずきり」『ゆで卵』所収角川書店)
2001年/日本/119分/カラー/ビスタサイズ/35mm

イントロダクション
 「女優は知的であっても良いが、それよりも薄皮を剥ぐように肉体的な内実の人間そのものの芝居を見せてくれる方が良い。」今村昌平監督はこう語る。
 勿論、ヒロインの清水美砂についてである。清水美砂は撮影中、妊娠していたのであるが今回の役を見事にこなした。淡水と沈水が交じり合う水を「汽水」という。その水が美味いのか、それとも居心地が良いのか、いろんな魚が集まってくる。そんな汽水が漂う能登半島のつけ根に位置するとある漁港の町に、失業し妻にも愛想をつかされて人生に自信を失った男が流れ着く。男は赤い橋のたもとの一軒家で、和菓子を作りながら祖母とふたりきりでひっそり暮らす不思議な女と出会う。女は人には語れない「秘密」を持っていた。リストラされたサラリーマン、笹野陽介役に役所広司、「いけない秘密」に苦悶するサエコに清水美砂、そしてサエコの祖母に倍賞美津子。また、この作品での語り部ともいえるホームレスの老人を演じる北村和夫、さらに中村嘉葎雄、夏八木勲、北村有起哉などが好演。監督は、この作品が19作目となる今村昌平。原作は、共同通信社の記者から作家へ転身した辺見庸の同名小説『赤い橋の下のぬるい水』(文勢春秋刊)と、『ゆで卵』(角川書店刊)所収の短編「くずきり」がベースとなっている。

ストーリー
 初秋の東京・下町。リストラされた失業中の中年男・笹野陽介(役所広司)は、職探しの合間に、隅田川沿いのホームレスの集落を訪れていた。ある日そこで人生の師と仰ぐタロウ(北村和夫)の死に直面する。陽介は、生前のタロウから「盗んだ金の仏像を、能登半島の日本海に面した赤い橋のたもとの家に隠した。俺の代わりにあの家に行ってくれ。目印は、家の門の前に咲くノウゼンカズラだ」と聞かされていた。陽介の足は自然と「赤い橋のたもとの家」へと向かっていく。陽介は、富山湾沿いを走る氷見線のある駅に降り立ち、場所を尋ねながらようやく赤い橋にたどり着く。その橋の向こうには、ノウゼンカズラが咲き誇る二階建ての家が本当にあった。陽介は、その家から現れた妙齢の女性・サエコ(清水美砂)の後をついて行く。するとスーパーでサエコが、手に取ったチーズをバッグにひそませ、感に堪えない表情をする様子に興味を惹かれる。…サエコの立ち去った跡には、不思議な水たまりができ、水の中には片方だけの銀色のイヤリングが残されていた…。
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