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『able/エイブル』
ABLE
配給::「able」の会
配給協力:イメージフォーラム
オフィシャル・サイト:
http://www.film-able.com/

キャスト スタッフ データ
渡辺元
高橋淳
マーク・ルビ
キャサリン・ルビ
レイチェル・チェン
チャド・アーサー
アシュレイ
マリー
ローザ
シンディ
製作・監督:小栗謙一
製作総指揮:細川佳代子
撮影:K.P.マロン
音楽:トルステン・ラッシュ
製作:羽根石実佳
撮影助手:松永朋広
演出助手: 花井ひろみ/細川裕子/百田佳恵
整音:久保重朗
効果:岩波昌志
製作:able映画制作基金
株式会社デレクターズシステム
2001年/日本/35mm/カラー・ビスタサイズ/モノラル/1:1.85/101分

※2001年毎日映画コンクール記録文化映画賞受賞

イントロダクション
 『障害者は出来ないのではない。
  社会が彼らを出来ないと思って、出来なくさせるのだ。』

 知的障害者のためのスポーツの祭典、スペシャル・オリンピックス世界大会で創設者ユーニス・シュライバー女史はこう演説した。そのスペシャル・オリンピックスを紹介するテレビ番組の製作者だった小栗謙一氏はこの演説に深い感銘を受ける。「障害者」という一言で括られてしまう人々。人間心理にしても、都市構造、法的な環境にしても、現在の社会は「障害者」にとって優しいとは言い難い。彼らは「出来ない」のでなく、「出来なくさせられている」のだ。この作品の主人公ゲンとジュンは知的障害者である。二人はアメリカ・アリゾナ州で数ヶ月間ホームステイを体験する。地元の高校に通い、スペシャル・オリンピックスのバスケットに参加する。言語も習慣も違うアメリカで、周囲の人々との信頼関係を築き、それぞれの可能性をひろげてゆく二人。「誰もが、普通のスポーツ競技会を楽しむためにやって来ていた」とスペシャル・オリンピックスについて感じた小栗監督は主人公二人の日常を丹念にやさしく記録して行く。この作品が描いているのは、知的障害者である二人が「何かが出来た」記録ではない。どこにでもいるだが、それぞれに特別な個性を持つ彼らの「可能性=able」を観るものに教えてくれる物語なのだ。そして、健常者とよばれる人たちが無自覚にもっている「障害者」というラベルをとりさり、彼らひとり一人とつきあってゆく「可能性=able」を教えてくれる物語でもあるといえる 。

ストーリー
 新興住宅地に住むキャサリンとマーク夫妻。二人は知的障害のある日本の少年二人をホストファミリーとして受け入れる決断をする。19歳のゲン・ワタナベはダウン・シンドローム。17歳のジュン・タカハシは自閉症。そして、二人ともスペシャル・オリンピックス日本のアスリートだった。言葉も習慣も違う、さらに知的障害を背負う二人と数ヶ月の間ともに生活することは夫妻にとっても冒険だった。2ヶ月に及ぶ事前準備を経て、ゲンとジュンに出会ったキャサリンは戸惑いを覚えた。日本語しかわからないゲン。目を合わさず言葉も交わさないジュン。ただ、マークを加えた4人で夕食が始まり、驚くほどの旺盛な食欲をみせる二人にキャサリンの不安は薄れていった。ジュンは地元の高校のスペシャル教育クラスへ通いはじめ、ゲンは40年の歴史をもつリハビリテーションセンターで仕事の訓練をはじめた。日を経る毎に学校や職場を楽しんで行く二人。キャサリンはアスリートでもある二人にバスケット・ボールをすすめ、声をほとんど発しないジュンには毎日まいにちやさしく話しかけていた。そしてある日、「グンナイ」とお休みのあいさつをするキャサリンへ「グッ..ド......ナ...イ」とジュンが声を発したのだ。あまりのうれしさにキャサリンは涙をこぼす・・・。それから数日後、地元のスペシャルオリンピックスが主催するバスケットの大会に二人が正式にエントリーできる通知が届く...。
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