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『A2』

オフィシャル・サイト
http://www.jdox.com/

キャスト スタッフ データ
cast 監督:森達也
撮影:森達也・安岡卓治
編集:森達也・安岡卓治
製作:安岡卓治
2001年/ビデオ/カラー/131分

※山形国際ドキュメンタリー映画祭 市民賞・特別賞
※プサン国際映画祭 正式招待
※香港国際映画祭 正式招待
※ダマスカス国際映画祭 正式招待
※ベイルート国際映画祭 正式招待

イントロダクション
 『2001年9月11日、アメリカを襲った同時多発テロ。現場からの生中継の映像にあわせてアナウンサーは「これは、映画ではありません。現実に起っている映像です。」と連呼していた。』
 1995年3月20日、東京の地下鉄を同時多発に襲ったテロも同じく現実に起った事件だ。「オウムについての自らの主題は『A』で完結した。続編はありえない。」と監督・森達也は断言していた。しかし、1996年『A』のランクアップから3年、監督は再びカメラを手に、退去直前の足立区のオウム施設を訪れた。「…3年前には、ここまで日本社会が急速に劣悪化するとは思わなかった」と監督は再びオウムにカメラを向けた理由を語る。団体規正法(オウム新法)の成立。行政による住民票不受理をはじめとするオウム教団への排斥運動。カメラは信仰を捨てない信者と地域住民との激しい軋轢の現場に入り、人間たちの葛藤を記録して行く。「出家」で社会との係わりを経ち切ったはずの信者。教団の地域社会への参加を拒絶する住民たち。相容れないはずの団体に所属する人間たちの間に成立している不思議なコミュニケーション。オウムを通じて日本の社会の歪んだ側面を暴いた「A」からさらに深い断層へと切り込みながら、断ち切られたコミュニケーションの回復の兆しを描くドキュメント。

ストーリー
 1998年群馬県藤岡市。倒産した印刷会社の工場と社長宅に多数の信者が移住し巨大な修行施設となっていた。施設の前には群馬県警が常駐。さらに施設を包囲する地域住民の監視小屋。施設に居住する宗教団体アレフの信者と地域住民との軋轢はたびたび繰り返されていた。工場から数キロ離れた社長宅では撤去の準備が進んでいる。社長宅前には市の正式な監視団の常駐テント。そのテントで監視活動をつづけるボランティアから信者へ呼び出しがかかる。笑顔で答えた信者はボランティアとしばし談笑。最期に記念撮影をする彼らを正規の監視員や警官が苦々しく見つめている。ボランティア・グループの監視テントが撤去される日がやって来た。この撤去は信者との対話を繰り返す彼らに行政が暗黙の圧力をかけてきたという経緯がある。ボランティア住民は当たり前のように撤去作業を信者に手伝わせる。「何をやっているのだろう?」とつぶやく信者に住民は笑う。その周囲で戸惑うマスコミ。かつては実力を行使してまで激突していた信者と住民はコミュニケーションを保っていた。しかし、そんな住民と信者たちの姿をマスコミは報道しない...。
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