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2010年01月21日 配信
日本が世界有数の「水」輸入国だったと知ってましたか? 水を巡るいろいろな話題が盛り沢山。
日本は天然資源の乏しい国だと言うが、じつは豊富に恵まれている天然資源がひとつだけある。それは「水」だ。日本では無料で手に入るものの代名詞のように言われ、「湯水のように散財する」とか「水に流す」「水をかける」など水にまつわる慣用句も多い。そのどれでも、水自体が経済価値を持つという認識は持たれていない。水は空気と同じで、何もしなくても手に入る当たり前の存在なのだ。しかし国際的には数十年前から、水資源の保全や確保に多大な労力が費やされている。国連では2003年が「国際淡水年」だったし、1981年から90年までが「国際水供給と衛生の十年」、2005年からは「「命のための水」国際の十年」に定められている。水の問題は地球温暖化と同じぐらい重要な国際的課題であり、それはひょっとすると温暖化問題より深刻なのかもしれないと考えられているのだ。