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2009年11月10日 配信
鬼才サム・ライミ監督の自由な精神を感じる今年最高の映画(90点)
近年、サム・ライミ監督と言えば『スパイダーマン』シリーズだが、『スペル』は彼の1981年監督作『死霊のはらわた』の様な遊び心が伺えるもので、ホラー映画好きを熱狂させずにはいられない作品だ。ライミ氏にとっては『スパイダーマン』という超大作シリーズが続いたために、彼の最新作を観ると、今回原点に立ち返るというよりは、何か全く違う事をしたかった事が明らかで、本作が『スパイダーマン』の程ビッグなプロダクションではない故に彼の意見がより反映された作品なのが見て取れる。