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世界はときどき美しい
 みなさまこんにちは。今回は、ユナイテッド エンタテインメントさんのご好意により、31日からいよいよユーロスペースにて公開される「世界はときどき美しい」で映画デビューなさった片山瞳さんへのインタビューが実現しました☆

片山さんは、ファッションモデルとしてファッションショー・雑誌カバーなどでご活躍中。今作がはじめての映画出演となります。
実はワタクシ、インタビューは今回がはじめて。片山さんにご迷惑をおかけしながら進行していきます。

―さっそくですが、今回映画出演はじめてということですが?
監督から2年前の3月に話をいただいて。まさか自分が映画に出れるとは思ってもいませんでした。

―期間的にはどのくらいで撮影だったんですか?
 撮影自体は3・4日です。8月に撮影をしてから、約1年半経ちました。いよいよ公開になるので、とても楽しみです。

―今までは主にモデルのお仕事なされていて?
 はい、ファッションショーを主に。

―表現する場合の立ち位置ってちがいますか?
 モデルができる表現が1としたら、もっと広くもっと深くできますね。モデルの時は……あっという間に終わりすぎて、表現しきれない部分があったので、じっくり時間をかけて、ぐっと入り込んでいくというこが、とても楽しい作業でした。

―制作の現場とショーの現場の温度差ってどうでしょう?
 ファッションショーは一瞬で終わってしまうんですけど、映画は長い期間をかけて、真剣に情熱を持って、作品と向き合うというところが魅力ですよね。こうやって長い時間をかけてひとつのものを作りあげていくっていうのは、映画に携わる人それぞれにいろんな情熱とかいろんな役割があって、真正面から向かい合っている。表現しようとする深さ・幅に、感銘を受けました。

―演技に際して気をつけたことは?
 はじめての経験だったのでいっしょうけんめい……「必死」で。

―そういえば……作品中にはヌードのシーンがあります。
 いやそれが……けっこうプレッシャーとのたたかいが……。はなしをもらってからの半年間はとにかく体を鍛えなければ!という焦りが……「ジム、行かなきゃ!」って。まぁ今もそうなんですけど。ホントに焦りとのたたかいでした。でも、そのことに関しても監督が気を使って下さって。信頼関係をしっかりつくってもらえたから出来たんだと思います。

―カメラの雰囲気がみえなかったんですが、現場の雰囲気は?
 現場はとてもいい雰囲気で!はじめてということもあって監督さんが本当に気遣ってくれて。撮影の順番とかも。スタッフさんも含め雰囲気を作っていただいてくださったおかげで、心をひらいて取り組めたと思います。

―とられてる感じと仕上がりと、実際に観てどうでした?
 想像を超えた、とても美しい映像になっていて、驚きました。既に何度も観にいってしまって(笑)

―背景真っ黒だったのがすごく印象的でしたよね?
 監督のねらいで、スタジオにぽーーんとベッドがあったんです。すごく不思議な感じで。そのまわりにうわっと機材があって。逃げ場のない感じでした(笑)

―演じた「まゆみ」ちゃんについてはどう思いました?
 「まゆみ」っていう役は、すごく共感できるなぁと。自分にも似たような感情があったな、と思いました。そういう中で、「まゆみ」はすごく自分を強く見つめている、そういう孤独な中で自分を絶対見失わないで何かをしっかり見据えている。その「強さ」には憧れました。

―「強すぎる」感じも?
 強すぎました?ありますか??う〜〜ん。監督からは「もっと強く、もっと強く」って言われました。「芯を強く」って。結末があるわけじゃなかったから、それが不思議でした。でも一貫して映画に「女性の強さ」っていうのが表されてる感じはします。  女性だったら、なんかああいう感覚って感じたことあるんじゃないかなぁって。だからそういう年代の人に観てもらいたいと思います。そういう感覚を経て、これからどうしてこうみたいなことを考えるきっかけになればなと思います。


―あのブレてる感じがなんともいえず
 ブレまくってますよね(笑)。自分は超真剣みたいな。そういう部分に共感出来るんです。きっと自分はこういう感じだったんだろうなぁと(笑)。19・20・21才のころの自分をみている感じ。早く先に進みたいし、早く大人になりたかったから、あんまり見たくなかったんだけど、映画で客観的に観たら、すごく美しく描かれてるじゃないです か!ああやって美しい感じで描かれていると、「あぁきっとあの時期も美しかったんだなぁ」「あの不安定なアタシもあれはあれでよかったんだろう」みたいな そんな気持ちにさせられました(笑)。

―目の前に相手がいるのに見てるのに、ちゃんと見てないみたいな?
彼もすごい好きというかちゃんと想ってくれてたと思うんですけど。それもあんまり気にしてないっていうか!自分の世界が大事っていう。自分の世界には入ってほしくないんだけど、でもさびしいみたいな。むずかしいオトメゴコロですよね。自分勝手ですよねぇ(笑)。そういう繊細な感覚を描く監督のねらいはすご いと思います。自分を振り返ることができたりとか、自分のきもちを深くみつめることができたので、ホントに今回出演できてよかったです。

―2人のシーンってどんなふうに?
 瀬川さんがすごくリードしてくれて、先輩として兄貴って感じでリードしてくれて、わたしがやりやすいようにすごく尊重してもらったり、いろんなことを教えてくれたり、和やかにしようとしてくれたり、とても助けられました。
私と瀬川さんの人間的な温度差って違うと思うんです。それもあのちぐはぐな会話の感じにいきていればいいなぁと。

―あれ、撮影のシーンとしてカメラまわってるってふしぎですよね。
すごく近いですよね、

―うん、妙に近い。
なんか映画にしなくてもいいような日常の何気なさというか。
そういう部分で、自分のことを見つめたりとか、じぶんの感情をたどってみたりとか、そういう糸口になればいいなぁと思います。

―なんか近くて遠いのは、あの頃から遠ざかってくうちにああいう世界のこと、考えなくなる。
そうですね、なりますね。

―ああいう世界に自分がいる時間って減るから
それがいいか悪いかはわかりませんが…。でもどちらかと言えば、自分の世界にひたりきっている時は気持ちいいですよね。

―だからこの映画あってよかったなって!立ち止まってものを見たりする余裕を作る映画の製作現場って、やっぱニュートラルでした?
 みんなプロとして、うわ〜〜っとやってましたよ。アツい感じが、むしろ。ニュートラルっていうより、アツすぎる。……アツすぎるけど、実は芯はニュートラル、だったのかなぁ。
監督がとても情熱的な方なんですよね。でも作るものはすごく繊細な感じ。

―これから映画を観にいく皆さんに何かひとこと。
最近よく映画をみるんです。特に好きなのはチャップリン。すごくあったかくて、考えさせられる映画。考えさせられる映画っていいですよね。 この映画でみんななにか感じて考えてくれるといいなぁと思います。

―女優もっとやりたいっていう感じですか?
はい、これから本格的に勉強して行きたいです。

―ありがとうございました☆

プレゼント
片山瞳さんサイン入りポラを1名様・オリジナルハーブ缶を5名様に。
●応募受付は終了いたしました。ご応募ありがとうございました●

片山さんのサイン入りポラロイドを1名様、オリジナルハーブ缶を5名様にプレゼントいたします。メールに下記内容をご記入の上、お申し込みください。

【件名】に「世界はときどき美しいプレゼント応募」
郵便番号・住所・氏名・年齢・ご職業・電話番号、映画をご覧になった方はぜひ感想も添えて!お送りください。

応募受付:4月2日(月)〜5月6日(日)24:00まで(当選は発送をもってかえさせていただきます。)
提供:ユナイテッド エンターテインメント株式会社

ハーブの種類は、タイム・カモミール・イタリアンパセリ・レモンバームのいずれかになります。ハーブの種類は指定いただけません。ご了承ください。

作品データ:
オフィシャルサイト*「世界はときどき美しい」
日本映画│カラー&モノクロ│35mm│スタンダード・サイズ│70分│
配給:ユナイテッド エンタテインメント
copyright 2006「世界はときどき美しい」製作委員会
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