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ポール・バーホーベン監督・期待の最新作
3月24日（土）より全国ロードショウ
監督・脚本│ポール・バーホーベン
原案・共同脚本│ジェラルド・ソエトマン
撮影監督 │カール・ウォルター・リンデンローブ
音 楽│アン・ダドリー
Cast
カリス・ファンハウテン トム・ホフマン
セバスチャン・コッホ ハリナ・ライン
先月都内某所にて、５回目の来日に際して監督の記者会見が行われました。
「氷の微笑」・「ショーガール」・「インビジブル」と、ハリウッドで数多くの衝撃作を生んできたバーホーベン監督。今作はハリウッド撮影現場から飛び出し、オランダ・イギリスベルギー合作で臨む意欲作。
どんなメッセージが込められているのか、プレス一同興味津々。
インタビューは非常に監督の饒舌なトークにより終始エネルギッシュな雰囲気。今作のキーになりそうなさまざまな撮影に向かう意識についてのなか、特に興味深いいくつかのトピックが出ました。
１つめは、ハリウッドで培われたストーリーテリングの上での推進力。ここに意識を払って構成されたドラマ性に重点のおかれた物語性は今作の見どころ。
また、注目の監督のミューズはカリス・ファン・ハウテン。才能は監督をしてネガティブな部分を見つけるのが難しいほど「ずば抜けている、best」と言わしめた新しいミューズ。本作で３度目となるオランダ映画祭の最優秀主演女優賞の受賞により、その力量の評価は確かなものです。
さらに久しぶりに戻った、オランダの製作環境はクオリティも上がり、表現の自由度も高く、有意義なものだったそう。規模にとらわれた製作環境から解き放たれ、改めて自分を見つめ直す機会にもなったという今作は非常に期待大です。
Story of BLACK BOOK
舞台は、1944年。第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のオランダ。
オランダ人一家のもとにかくまわれていた美しいユダヤ人の歌手・ラヘルは、肉親をナチスに殺されてしまう。家族を売り渡した裏切り者を突き止めるためにレジスタンスのスパイとなり、ナチス・ドイツへの復讐を決意するラヘル。
髪の色を変え、エリス・デ・フリースと身分を偽り、ナチス・ドイツの諜報部に乗り込んでいく。敵と憎んで潜入した諜報部。しかし、ドイツ将校・ムンツェのやさしさ・同じく肉親を失った悲しみに触れて、ラヘルはの心は大きく揺さぶられて行く。
戦中の動乱の中、失うものは何もないラヘルをしかし、策略・運命の歯車に大きく巻き込まれていく。
作品データ：
オフィシャルサイト＊「
Black Book（ブラックブック）
」
オランダ・イギリス・ベルギー合作映画│スコープサイズ│2時間24分│
提供・配給：ハピネット
宣伝：東芝エンタテインメント
copyright 2006 Film & Entertainment VIP Medienfonds 4 Gmbh & Co. KG
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