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■記者会見開場にて

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■記者会見開場にて

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■記者会見開場にて

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■記者会見開場にて

6月13日(月)六本木ヒルズにて、この夏の話題作「宇宙戦争」ワールド・プレミア・来日記者会見が開催された。出席者は監督のスティーブン・スピルバーグ、主演のトム・クルーズ、共演のダコタ・ファニング、プロデューサーのキャスリーン・ケネディの4名。世界で最初の上映(親日家ですね)とあって溢れるばかりの人、さすがに話題作だなと感じさせるこの会見の模様をご紹介。

キャサリン・ケネディ:今回、『宇宙戦争』という作品を日本に持ってこれて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

スティーブン・スピルバーグ:これはなんとワールド・プレミアです。世界で最初に皆さんに観ていただくということで、とても嬉しく思っています。

ダコタ・ファニング:本当にここに来れて嬉しいです。ワールド・プレミアということで興奮しています。

トム・クルーズ:また、日本に戻ってこれて嬉しいです。ダコタは素晴らしい女優ですが、記者会見は初めてだそうです。でも彼女はこれから沢山こういう記者会見を体験するのだろうなと思います。スピルバーグ監督にも個人的にもお礼を言いたいです。彼とは2本目の作品となりますが、映画史上で最高のストーリーテラーだと思います。この映画に出演できたことを本当に誇りに思います。僕はこの映画を自分の子供に捧げました。撮影中もみんなで家族について語り合いましたし、家族とは何なのか?親とは何なのか?ということを語り合って作った映画です。みなさんにも楽しんで欲しいです。

質問1:赤い血管のようなものが広がっている映像の中はどのような感じでしたか?

ダコタ:怖かったです。私のキャラクターはいつも怖がっている人ばかりなのです(笑)でもとてもエキサイティングでした。

トム:すごかったよ。特に地下室から、カメラが上がっていくようなショットがすごかったね。あれはどうやってできたか監督から聞きたいな

スピルバーグ:・・・私も怖かったです(笑)

質問2:この映画に出演することで、得たものを教えてください。

ダコタ:毎日、毎日、学ぶことばかりでした。監督からの演出も、またトムからの俳優としての学ぶことも沢山あり、自分の人生の中でも絶対忘れられない経験になりました。

トム:この映画のテーマは家族です。、主人公レイは最初、あまり良い父親ではなく、あまり頭で物を考える人ではなかったのですが、立ち上がって親であることに目覚めるということになるわけです。監督も僕も父親なので、以下に家族が大切か、子供が大切かということを話し合いました。ダコタは名優なので、彼女を愛するのは簡単でしたし、仕事をするのも楽しく、大変素晴らしい毎日でした。

質問3:映画の中で最初に宇宙人に反撃するのは大阪でしたが、なぜ大阪だったのでしょうか?(笑)

スピルバーグ:(笑)、なぜかというと大阪は日本の色んなモンスターに攻撃されて、経験が豊富なんだよ(笑)

質問4:とても怖い宇宙人が出てくるのですが、スピルバーグ監督が未知との遭遇やETとは違ったこの恐怖を作りたいと思ったのはなぜですか?

スピルバーグ:最近、空を見上げても緊張感を感じます。皆さんも多分感じているのではないかと思いますが、時代が変わってきているというのが大きな理由です。70年代、80年代にはこの『宇宙戦争』を作らなかったと思います。その時代にあったものを作るということで、フィルムメーカーとして、今の時代に『宇宙戦争』は合っていると感じます。

質問5:今回、この映画の情報の徹底した秘密主義の理由はなぜでしょうか?

スピルバーグ:私は映画自体が皆さんに語りかけるべきだと思っています。前もって知りすぎてサプライズをなくしてしまうことは私としては、残念なことだと思います。観客のみんなに敬意を払っているということから情報をもらさないような形にしました。

キャサリン:スピルバーグ監督とは1978年から仕事をしています。私も彼同様、観客に敬意を払っています。自分自身も映画が、とても好きなので予告編を観て映画が全て分かってしまうような気にさせられることは残念に思います。ですので、プロモーションする際に、観客の一員になって考えていきたいと思っています。

トム:キャサリンについて一言言わせてよ、彼女は高校時代、フットボールの素晴らしい選手で、しかもクォーターバックだったんだ(笑)僕は安全なディフェンスだったけどね(笑)彼女がボールを投げたら、あの奥のカメラマン達くらいまで簡単に飛んでくよ(笑)

質問6:スピルバーグ監督は自身が、これまでにやったことがないことをやり遂げた実感はありますか?

スピルバーグ:「確かに今までにやったことがないことを成し遂げたという実感はあります。常に次の映画を作るとき、やったことのないものを作ろうと思うんです。ただ次の映画はインディー・ジョーンズ4なんだけどね(笑)それは別として、今回はSF作品にいつも欠落している部分、人間の視点というものを取り入れようと思ったんだ。SFとヒューマンドラマを組み合わせたんだ。」

質問7:映画では怖いシーンがありますが、皆さんは実生活の中では何が怖いですか?

ダコタ:私、ラッキーだわ。今まで怖い思いは何もしたことがないわ(笑)、でも稲妻とか嵐は怖いです

スピルバーグ:いつも俳優に怖い思いをさせるのが得意なんだけど、僕が一番怖かったのはジョーズを撮っていた時に、機械のサメが故障して沈んでしまったんだ。僕のキャリアはもう終わりだと思ったら、幸いにも大ヒットしたから良かったよ(笑)

キャサリン:トムです(笑)

トム:怖いものという質問だけど、いいこと≠話したいね。最近は新聞を見ると悪いニュースばかりだ。『宇宙戦争』はポジティブな精神を教えてくれる映画なんだ。さっきのダコタが言った今まで怖いことはなかったと言ったけど、素晴らしい答えだと思うよ、みんながそう言える人生にしたいと思いませんか。

質問8:この作品の原作はH.Gウエルズによる100年以上前の小説ですが、どこに近代性を持たせようとしましたか?

スピルバーグ:本当優れた作品は永遠だと思います。この作品は最初のSF小説で、当時、ウエルズは19世紀末のイギリスの植民地時代を批判して書いて、その後、次々に映画化されていくわけですが、常にその時代に不安がある時に発表されています。今の時代もそうであると言えますね。

キャサリン:これだけの作品を、娯楽エンターテイメント作品として提供できるというのはフィルムメーカーとして大変満足感があります。この映画は楽しくて、怖くて、エキサイティングな夏の大作です!

トム:監督がさっき言ったとおり、原作は素晴らしく、ストーリーも変わらず素晴らしいものです。この映画は前向きで、とても人間的なドラマだと思います。

質問9:作品を撮影するにあたり、特別になにか準備しましたか?

ダコタ:この映画は家族がテーマだったので、撮影中、みんなと本当の家族のように過ごしました。とても楽しかったです

トム:スピルバーグ監督との仕事はクリエイティブが爆発するような感じなんだ。僕は主人公のレイとは違ってよい父親なので、彼がどういう人間で何を考えているか、よく話し合ったんだ。多分レイは子供にどう対応してよいか分からないかったんだよね。僕が俳優としてできる以上の父親像を演じられたのは監督の素晴らしい演出のおかげだと感謝したいね。この映画に出られたことは僕の誇りだよ。

『宇宙戦争』は6月29日全世界同時超拡大ロードショー!
オフィシャルサイトはこちら http://www.uchu-sensou.jp/

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